この記事は、freee Developers Advent Calendar 2025 の 20日目の記事です。
25卒エンジニアのreiyaです! 今回は僕が半年ほどfreeeでアプリケーションエンジニアとして過ごしてきて、「こうするとより早く成長できるんじゃないか」と思うことが多々あったので、このテーマに関して、自分にも言い聞かせるつもりで書きたいと思います。というのも、同期に久しぶりに会った時にめちゃくちゃ成長している人がいたり、既に貫禄を漂わせつつある人が出始めていたりして危機感を覚えたので、自分に喝を入れるつもりであえてネットに残そうと思います(笑)。
まず成長の速度が速い人を見ていると共通している特徴が二点あるかなと思います。
🔥「関心・意欲・態度」🔥
小学校の頃通信簿で書かれていた、「関心・意欲・態度」って大事なんだなと今更実感しています笑。成長の速度が速い人は無自覚なことも多いですが、自然と技術に対して強い関心を持ち、それを高い意欲で学んでいくという態度があると思います。さらに良いのはそれ自体を楽しめている人は強いんじゃないかなと思います。これは先輩も含めて思うことなんですが、ビジネスにおいて技術自体は手段であるが、より良い物を作るには技術を深める必要があり、技術を深めるには技術自体を好きであることが大事なんじゃないかなと思います。
📚「効率的な習得」📚
関心・意欲・態度が高くても成長にくすぶってしまう事はあると思います。 それは、一言でまとめると「効率的な習得」が出来ていないんだと思います。そりゃそうだよって感じですが、実際に働いていると今自分に足りていないことを後回しにしてしまうことは多々あると思います。これはその人の置かれている環境で差異はあるとは思いますが、共通している効率的なhow toもあると思います。なので、色々半年間試行錯誤した結果、個人的に現時点で意識していることをあえて言語化しようと思います。
少しでも分からないことがあったらメモしておく
自分を成長させてくれるキッカケは意外と近くに転がっていることも多いと思います。なので粒度は問わず、研修や実務をしていて知らない概念があったらメモしておくのは大事だと思います。ちなみに4ヶ月前の研修時代のメモを見返してみたら以下のようになっていました。 (社内プロダクトを開発していて全く何も知らない状態でインフラ担当をしたのでこのような羅列になってます。)
・k8s ・Open API ・デプロイとは (CI/CDも含めて) ・saml ・OAuth/OIDC・terraform ・helm・gRPC・DDD/クリーンアーキテクチャ・VPC ・ログ関連 (datadog agent fluentd)
こんな感じで今でも理解できてない概念もありますが、一旦積読のように未来の自分が消化してくれることを祈り貯めておいていました。ちなみに僕はiPhoneのホーム画面に常にこれが出るようにしていて、あえて常に焦燥感に追われるようにしていました笑
テーマ選択
当たり前と言えば、当たり前ですが、学ぶテーマの選択は実務で使うものから学んでいくと良さそうだと思います。研修自体は、EKS環境に乗せる必要があったのでk8sやterraform、そもそもデプロイって何を指しているのか(CI/CD関連)などを自分の深めるテーマとして最初は選択していました。(単純に実際に使うものを学んだ方がvalueも出せるし、学びも深まると思います)
浅く概要を捉える
一旦めっちゃ浅くスタートとゴールだけを捉えるようにしていました。例えば、デプロイって何を指しているのか(CI/CD関連)というテーマに関しては
フロント:JSファイルやCSSファイルや画像を最終的にS3に送る。
バックエンド:Docker Imageを作ってECRにpushする。
くらいで留めてました。ここで深いところまで調べてしまうと僕の頭ではパンクしてしまいます。
ちなみに僕は図解することで後から見返したときに見やすくなるので図解していました。
当時の図解1

少し深める
次に、浅く概要を捉えたことで向かうべき方向性はわかっているので、後は少しずつ各テーマを少しずつ深めることを意識してました。
JSファイルやCSSファイルや画像を最終的にS3に送る。
そういえばフロントにおけるbuildってなんだっけ?(vite、esbuild、webpack、babelらへんを自分の中でまとめる)
CORSはどうすべき?(バックエンドの存在するドメインとフロントを配信するドメインが違った場合どうすればいいのか考えてみる)
Docker Imageを作ってECRにpushする。
- コンテナってそもそもなんだっけ?
GitHub Actionsについて
ECRやS3に送るworkflowってどうやって書けばいいんだ?
フロントをBuildしたり、Docker Imageを作るとこはどこ?(Runnerって何?Credentialはどうすべきか?)
当時の図解2

みたいな感じで、解像度を少しずつ上げていくと迷宮から抜け出せなくなることはなくなると思います。また、AIさんの精度が上がっているおかげでここまでは割とAIとの対話で深められるとは思います。
さらに深める
1から50くらいまで学ぶのは、50から70、70から90、90から100にする行為と比べると相対的に簡単だとは思いますが、ここからさらに深めるのにはかなりの時間と経験が必要なように思えます。ただその速度を少しでも早めたいので以下を意識しています。
そのテーマにおいて名著と呼ばれているものをひたすら読む。
自分より詳しい人に聞きまくる 例えば、Runnerに関して疑問が湧いたらそもそも何で、self-hosted runnerを使うんですか?それを使うと何が良いんですか?実際にどうやって運用していますか?と、とにかくaskさせてもらってました。(これ自体はそこまで深ぼる必要はないかもですが気になってしまったので聞かせてもらってました🙏)すぐ聞ける環境があることはめちゃくちゃありがたいです
実は、誰がどのくらいすごいという事がまだ分かっていないため気軽にask出来てしまっています。最近はVPCやログ周りの仕組みについて勉強会まで開いていただきました。本当にいつもありがとうございます!!!
当時の図解3

アウトプット&実践で「血肉にする」
ここまで来たら後は実践あるのみなので、その知識が生かせそうな場を探して自ら飛び込むといいと思います。 抜け落ちていた知識に気づいたり、自分の理解の浅さに辟易とすることができるので悔しさをバネに頑張れます笑
まとめ
振り返ると当たり前のことしか書いてない気がしてきましたが、一方で当たり前のことが意外と出来てないなと思いました。 またAIのおかげで自発的な姿勢さえあれば効率的に学ぶことが容易になったと思うので、今新卒の人やこれからエンジニアになっていこうと思う人は一緒に楽しく、ゆるく、だけど堅実に成長していきましょー!
明日は、tdtdsさんから、 セキュリティチーム統合の話についての記事が公開されます!お楽しみに!
