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2021年も開発合宿を開催しました

どうも、2021年入社の新卒エンジニアの tomori と申します。
僕が freee Developers Blog を執筆するのは3度目ですが、今回は freee の全社的なイベントについて書いていきます。

freeeでは毎年エンジニア全員参加の開発合宿を実施しており、2021年も11月25日、26日の2日間にかけて開催しました。 今年度はどのように開発合宿を開催したのか本記事で書いていこうと思います。

freee における開発合宿

freee の開発合宿はズバリ「エンジニアが日頃の業務から離れて開発に集中できる時間」となっております。
エンジニアにとっては、新規技術検証・ドキュメントの整備・生産性向上タスクなどなど「普段やりたいと思ってるが優先度が低くできていないこと」を思う存分やれる時間です。

また、昨年度からはUXデザイナーとプロダクトマネージャーも参加し、社内でもエンジニアに限らない大きなイベントとなってきております。

過去に開催された開発合宿の記事もあるので合わせて読んでみてください。

どのように開催したのか

開発合宿の企画当初は当時のコロナの情勢を踏まえると大勢で集まっての宿泊はリスクが高いと考え、リモートの方向で進めていました。また、昨年度とは異なり情勢が少し落ち着いてきていたせいか事前アンケートでは100人以上が「宿泊したい」と回答していたため、昨年度のように複数の宿泊施設を借りて分散させるという形式も取れないと判断しました。

しかし、リモートだと合宿感がなく普段の開発環境と変化がないので、今回の開発合宿では参加者に1万円/人の予算を用意し、各自で食事や宿泊などに使ってもらうという形式で開催しました。
このような形式を取るにあたって、感染症対策として運営側で全社方針に則ったガイドラインを設定し、それを守った範囲で自由な宿泊や食事をしてもらうようにしていました。 また、昨年同様自宅からリモート参加する人たちに向けて、Uber Earts 等で食事を取るという参加形式もOKとしました。

各地を繋ぐ取り組み

今回の形式ではいろんなところで合宿が行われることになるため、Remo を使ってバーチャルオフィスを常設し別の場所で合宿してる人と交流できるようにしておりました。 Remo では常時のコミュニケーションに加えて、朝会/夕会を実施してイベント感を出す試みも行いました。 朝会/夕会では下の画像のように宿泊組に合宿風景を共有していただき、Remo 上のコメントで盛り上がる場面も見られました。

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開発合宿 Remo での朝会

また、当日は合宿専用の Slack チャンネルを用意し写真を上げてもらうことでみんなで合宿してる雰囲気を作り出すようにしました。

開発合宿の様子

前述のような開催形式を取ったため、freee 社員それぞれの開発合宿が各地で行われました。 その様子の一部を下の写真で紹介します。

複数人で食事を取っている写真 小型船で海上を移動している写真 会議室で開発に取り組んでいる写真 電車で移動している最中の写真

また、オフィスで開発合宿に取り組むプロジェクトも見られました。 オフィスで開発に取り組んでいる写真 オフィスで食事を取る写真 (撮影時のみマスクを外してもらっています)

ちなみに僕は焼肉を食べに行きました。 お皿に焼肉のお肉や海老が並べられている写真

これら以外にもコワーキングスペースを借りたり自宅でちょっと豪華な食事を取るなど多種多様な開発合宿が行われました。

開発合宿を終えて

今年度はコロナ以前の合宿や前年とも違う新しい形式での開催であったため、トラブルが起きないかいろいろと不安でしたが無事に開発合宿を終えることができました。 合宿後のアンケートでは「ミーティングがなく集中できた」や「気分転換しつつ、集中できた」などといった回答があり、今回の合宿で有意義な時間を過ごせた方が多かったと思います。 対して、「普段と環境が変わらなかった」や「黙々と1人で作業したために気分転換できなかった」などの声もあり、次回開催に向けた課題も見つかりました。

次年度はどのような情勢になっているかわかりませんが、参加者全員が満足できる開発合宿を目指して取り組んでいきたいと思います。