社内ポッドキャストのすすめ

社内ポッドキャストを始めました

freeeの加来(kakkunpakkun)です。

突然ですが今年からfreeeの社内でポッドキャストを始めました。

主に開発者向けに作っていて、普段録音をしている会議室の名前から「アナグマ.fm」という名前で社内で配信しています。ついこの間第7回が配信されました。

今回は社内ポッドキャストを始めた理由や、どうやって運営しているかなどを書いていこうと思います。

アナグマ.fmのロゴ。メンバーの奥さんが作ってくれました。作者はアナグマとハクビシンとタヌキの違いに悩み眠れぬ夜を過ごしたそうです

なぜ社内ポッドキャストを始めたのか

まずは何より楽しそうだったからですが、実際にアクションを起こしたのには他にも理由があります。

freeeは全社でも大きな組織になりましたが、開発組織もかなり大きくなり、一人一人の顔が分からない、誰がなにをやっているのか見えにくいという状況になってきました。

freeeは基本的にチームワークを重視している会社だと思っていて、それはfreeeの価値基準として掲げられている5つの要素の中にも “あえて共有する” という形で表現されています。

でもあまり知らない人同士で共有したりチームワークを発揮するのは大変ですよね。LTや勉強会もやってるのですが、もっと人や技術を知る場がほしい!

そういう課題についてなぜか毎週ラーメン屋で話し合っていて、そこで出たアイディアの1つが「ポッドキャストなら楽だし情報共有になっていいんじゃないか?」でした。 運営側としてはあらかじめ時間を取っておいてあとは話すだけ話して公開出来るから楽そうと考えたのです。

ポッドキャストなら聞く時間が自由になりますし、LTなどは発表者が固定されがちですがそこも運営側でゲストを指定すれば回避できるという利点もありました。

ちなみに他に出たアイディアとしては「社内技術情報新聞を発行する」というものがあったのですが、これはテキストとして残すということは結構大変で、以前にも似たような取り組みをやったことはあるのですが誤解のない表現にするようにしたり社内インタビューの内容を編集したりと非常に時間が掛かって挫折した経緯があって止めました。

えいやで始めてみよう!

そういうわけで、これまたfreeeの価値基準の1つである”アウトプット→思考”にしたがってまずはやってみて公開してみようという流れになりました。ラーメン屋で話をした人たちだけで勝手にえいやと始めることにしました。

この時、こだわり始めると何かと大変そうに思えたので、とにかく雑談でも良いのでfreeeの人を知れるということだけを目標に、とにかくさっと始めることにこだわりました。

まずは録音してみる

早速話をした3人で次の週に録音してみることにしました。 1人をゲストにして私ともう1人で司会とにぎやかしをやる感じで進めてみました。 ゲストと司会というのはRebuild.fm的な感じですね。偉大な先人がいるとそれをテンプレートとして構成を決められるのでそこも楽でした。

事前準備は出来るだけ少なくしようと思い、ゲストに話したいことをリストアップだけしてもらってそれをなぞっていくようにしています。 時間は30分から1時間以内にしようとしていて、これまでは全部1時間弱になっています。

最初は録音用にマイクを買おうという意見もあったのですが、会議室に置いてあるリモート会議用のスピーカーマイクがあるのでそれを使うことにしました。ソフトも特に編集もしないのでGarageBandを使っています。

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実際に使っているマイクです。よくオフィスで見かけるものかと思います

ちなみにアナグマ.fmという番組名は初回を収録してから決めました。これもこだわらないで済むものは出来るだけ後回しにしていった結果ですね。

あえて無編集即アップロード

もちろん無駄な話や間などもあったり聞き苦しいところもあると思うのですが、その辺りをこだわるよりまずは聞いてもらって反応を見ることの方が大事と思い、録音したものを編集するのはやめました。

編集をやるのは大変ですし時間がかかります。それをやらないことで労力がかからず運営としても継続しやすいかなと思いました。

なのでマイクや編集ソフトなども新たに準備することはありませんでした。もちろんクオリティの高いポッドキャストと比べると聞きづらい部分はありますが、耳障りな音や何言ってるかわからないことは少なかったので及第点かなと思っています。(いつか改善出来たらいいなというくらいの気持ちです)

なので、録音したらmp3化してすぐにアップしてます。 freeeはgoogle driveを使っていて、mp3の再生機能もあるのでまずはアップすれば最低限聴けるようになります。

勢いで社内向けにサイトも作り、r7kamuraさんのyattecastを利用しています。

結果、事前に話題のリストアップだけを行いあとは1時間の収録とアップロード作業だけで1回当たり1時間半も掛からずに公開出来ています。これなら続けられる気がする!

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実際のアナグマ.fmのサイト

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第1回のお知らせです。本当に何の予告もせず突然当然のように社内SNSにアップしました。社内公開なので社外では言えない話題も言えるし社内だけで通じる単語とかも使えます

月2回の更新

いろんなこだわりを捨てた分、ある程度の頻度で更新することは気にかけています。今はだいたい月に2回新規に更新するようにしています。 毎週だと運営側もゲストを選んだりスケジュール抑えたりに追われてしまう感じがありますが、1週休みを入れることも出来て余裕が生まれます。

話の内容はあまり深い技術の話ばかりになると聞く敷居が高くなるばかりなのであえて雑談っぽい話題なども増やしています。ただ、噂話などワイドショーっぽい感じにはならないように気をつけています。

収録の様子

ガイドラインの作成

なにもないとさすがに出演する人も何をどう話したら良いか分からないだろうと思ってガイドラインは作成しました。

アナグマ.fmのガイドライン

  • 基本は開発チームの “あえて共有”
  • ゆるゆる話してみる
  • プライベートの話はしたいならOK
  • あまりワイドショー的にしない
    • 噂話
    • 喜んで公開したいわけじゃないプライベート話
    • など
  • 聞きながらだったらそんなに仕事を邪魔しないので音声オンリー
  • 編集も基本しない(作成コストを低く)
  • カジュアルさを大事にしたい
  • 出演ハードルを高くしない

社内ポッドキャストをやってみて

始める時はどうしても有名なポッドキャストの二番煎じっぽくなりそうだし、新しい価値になるか不安だったりもしたのですが、えいやと始めて良かったなと思ってます。

社内で名前だけは知ってるけど何をやっているか分からない人について知ることが出来たり、思いがけない一面を知ることも出来ました。

なにより社内で時々「アナグマ.fm面白いっすね」「今度は〇〇さん呼んでくださいよ」など、ポジティブな反応がたくさんあってうれしいです。人や技術を知る場というのをちょっとでも増やせたなら良かったなと思っています。

数学について話をした回を聴いた人同士で数学の入門書を教えあったり、ツールの使い方を教えあったり実際に情報共有が進んで新しい価値が生まれたとも思っています

時間も掛からず、ながら聞きができて、情報共有も進む!と、たくさんのメリットがありました。

「ポッドキャストを始める」というとなんだか大変そうな印象がありますが、ここもfreeeの価値基準の”アウトプット→思考”に則って削れるところは削ってまずはリリースしました。

今後もマイペースに更新を続けていけたらなと思っています。

皆さんの職場でもえいやの勢いで始めてみてはいかがでしょうか?

アナグマ.fmは社内の人ならいつでも聴けるようになっています。 そうです、つまりこういうことです!↓

jobs.freee.co.jp

新人研修でHardening!

こんにちは、freeeのCSIRT専属エンジニアの杉浦英史です。 2018年4月、freeeは新卒3期生として27名もの新人さんをお迎えしました。 会社に入社すると、最初に待っているのは?

そう、新人研修ですね。

今年は、freee史上最も中身の濃い研修が行われていますが、 今回は、CSIRTが担当したセキュアコーディング研修について紹介します。 この研修は、4月中旬の3日間に渡って行われたものですが、8名の選りすぐりの新人達に参加してもらいました。

セキュアコーディング研修と聞くと、コーディングべからず集みたいなものを解説する座学を思い浮かべてしまうかもしれませんが、そんな生半可なものではありません。

Hardening!

Hardeningと呼ばれるトレーニングをみっちりやってもらいました。

スケジュールはこんな感じです。

半日座学の後は、1日半かけて修正、最終日の半日で攻撃を受けて、最後の半日で解説
Hardening実習スケジュール

最初の半日で、OWASP Top10や過去の事例に基づいた実際の攻撃手法の概略と、Hardeningのルールを説明したら、すぐにトレーニング開始です。

Hardeningというのは、チーム対抗戦で行われる競技です。今回は、4名ずつの2チームに分かれて対戦を行いました。

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実習環境
全てのチームに脆弱性が仕込まれた同じwebサービスを渡されるので、メンバは脆弱な点を探し出して修正し、さらに堅牢化してサービスとしての質を競います。 ちなみに、脆弱なwebサービスはfreeeが実際に提供しているサービスを CSIRTが腕によりをかけて改悪したものです。もちろん元のコードを参照するのは無しですよ。

ところで、守らなければならないのは、webサービスです。アプリケーションを動作させる環境を含めて、守らなければなりません。 日頃意識したことがないであろう、アプリケーションでのセッション管理、サニタイズ、Unixでのプロセス管理、ファイアウォールの設定やログの意味を調べ、攻撃への対処方法を編み出すことになります。

脆弱性の修正、堅牢化中です。

2日目の新人さん達の様子です。

会議室で作業している様子
2日目午後の様子
会議室にこもり議論しつつ、進めていくチーム。

大きなクッションでくつろぎながら作業している様子
寝そべってますけど、ちゃんと仕事しています。
地下のスペースで楽な姿勢で、集中しているチーム。

チームカラーの違いが出ていますね。

新人さん達の中には、コンピュータサイエンスを学びエンジニアとして入社したメンバーもいますが、全く違う分野を学んできたメンバーもいます。

デザイナーとして入社した人のPull Request。XSSとSQL Injectionに関する修正が出され、両方ともマージされている
PullRequest

UXデザイナーとして入社した新人さんは、自分がチームに貢献できなくて申し訳ないと思っていたようですが、彼はちゃんと新人研修で学んだRailsチュートリアルを読み直して、コード上の誤りを発見して、周りに協力を求めた上で、修正するためのPull Requestを出していました。すばらしい!側で見守っていたおじさんは、涙が出そうでした。

Slackでの一幕。杉浦に「本当に防御できたのですか?と聞かれ、『調べます!』と回答する新人」
ちょっとしたツッコミ
もちろん、見守るだけではなくて、折角のSYN Flooding対策の動作確認を行なっていない新人さんがいたので、ツッコミを入れたりもしています。

2日目の午後になると、彼らは仕込んだ脆弱性のうち半分を修正してしまいました。

攻撃と防御

さて、与えられた修正期間は1.5日でした。その期間が過ぎ去ると、おじさん達が攻撃を開始します。

まずは、空いているportを探して見ましたが、ちゃんとFirewallを用いて、不要なportは閉じられていました。

SYN floodを受けているのに気付いて「たぶん影響なし」
SYN Flood?
探索活動も捕らえられてしまいました。ログもちゃんと観測していますね。 この時の探索で、SSH port*1を発見しましたが、すぐには悪用できないように対策されていました。

稼動状況のグラフ
攻撃中の稼働状況

攻撃時間の後半は、DoSからDDoSに攻撃方法を変化させました。ここで、グラフでは分かりにくいですが、対処方法の差が少し出始めました。

あらかじめ仕込んでいた脆弱性を狙ってみましたが、悪用が簡単なSQL injectionは、修正されていました。 でも、情報を搾取する糸口が全くないわけではないようでした。

結果は?

得点は、サービス稼働率と脆弱性対処数で評価することにしました。 サービス稼働率 Aチームが86% Bチームが85%

サービス稼働率は、Landing Pageの15秒以内での到達率と、E2E testの完走率の平均で評価したものです。 チームAは、より優れたSYN Flooding対策を施したことにより、Landing Pageの到達率を上げることができました!

脆弱性対処/報告数 Aチーム15% Bチーム18%

脆弱性対処数は単純な数の足し算ではなく、脆弱性を難しさに応じて傾斜配点*2し、対処されていたら+1点、テンプレートに従って報告がまとまっていればさらに+1点と評価しました。

両チームとも、アプリケーション自身が改竄されるような深刻な事態には至りませんでしたが、queryに細工することで、他のアカウントの情報が盗み見ることができてしまう脆弱性が残っていました。 debug modeによる情報漏洩に気づけたかどうか、そして質の良いレポート数の多さで、チームBが優勢となりました。

ということで、結果としては、痛み分けです。

競技を終えて

競技後のアンケートでは、「おじさん達にボコボコにされた」「もっと前提知識があれば...」といった趣旨の指摘をいただきましたが、あえて背伸びをしてもらうための研修という位置付けにした結果だと思います。

新人研修でHardeningを行うのは、「脆弱性対策として、多層防御を行うには、そもそも、ログをとって、検知しないと対処はできない」 といった、技術的にセキュリティ対策を理解することだけが、目的ではありません。 以下の状況を身を以て体験することが、社会人として仕事を始めるにあたって必要ではないかと考えたからです。

  • 実際に問題が起きた時には、訓練の時以上の質で、対処を行うのは難しい
  • 優先度をつけて作業を行わないと、最大の効果は望めない

今回、与えられる実習環境、ソースコードは、競技開始まで、誰も触ったことがないものでした。 それぞれが得意な分野を持ち寄って、未知の問題を血眼になって解決する時間って、とっても貴重なんですよ!

サービスで実際に動いているものを基にした真面目なHardeningなんて、freeeに入らない限りできない経験です。 「あの時あんなこと言ってたなー。」と、一つでも思い出していただければ、嬉しいです。

今回のHardeningは、せっかくなので7月くらいに新卒以外の人にもやってもらう*3予定です。freeersの皆さま、お楽しみに!

そういえば、勝った方のチームに、ビールを一杯おごる約束になってたのですが、どちらも勝ってはいるので、8人みんなにビールおごらないとね。

*1:port番号は変更されていました

*2:両チーム共に仕込んだ脆弱性の半分は修正していましたが、簡単なものから修正された結果、2割の得点率になっています

*3:ということで、ネタバレ禁止になっています。仕込んだ脆弱性については詳しく触れていません

GYOMU Hackers Guildが一周年を迎えました

どうも、こんにちは。freeeでGYOMUハックという社内の業務改善系エンジニアをしているMiryこと廣野です。

去年の4月にGYOMU Hackers Guild(以降GHG)という社内のビジネスチーム(マーケ、セールスなどノンエンジニアの皆様)の業務をエンジニアリングで改善・ハックする分野で活躍するエンジニアのコミュニティを立ち上げました。 経緯など、詳しいことは下記のスライドにまとめてみましたのでぜひ御覧ください。

GYOMU Hackers Guild

GHGの目的として、

  • 業務改善系の社内エンジニアと交流すること
  • 意見交換会をすることによってKnowledgeを得ること
  • 新たな刺激を得ること
  • 会社を超えて気軽に相談する関係が築けること

ということを掲げています。

GYOMU Hackers Night

GHGのイベントであるGYOMU Hackers Nightは、前述の目的があるので、コミュニケーションに重きをおいたとってもゆるっとしたイベントとなっています。 毎回異なるテーマを掲げているのですが、最初にテーマに沿ったLTを行っていただきます。そこはよくある勉強会などのイベントと同じ感じだと思います。

前回のGYOMU Hackers Nightから、LTのあとに「お悩み相談室」というコーナーを作りました。 イベントには様々な分野のGYOMUハッカーが来ているわけで、中には悩みを抱えている人もいるわけです。そんな貴重な場を活用できないかと思い、テーマにそっていてもそっていなくてもいいので、抱えているお悩みをその場で共有してみませんか? という取り組みを始めてみました。

最初はさすがに大勢の前で悩みを共有することも、回答することも抵抗があるのかなと思ったのですが、意外とみなさん悩みの共有、それに対するノウハウの共有をどんどんしてくださる、とても良い場となりました。

そして最後にテーブルトークという、近くにいるみなさんと一緒に話をする場を設けています。 これがまたかなり盛り上がって、色んな話がされるのでとても刺激を受ける場となります。時間が足りないという方もいらっしゃったり、やはりこういうコミュニケーションの場は貴重なんだと実感している次第です。

過去のイベントの記事なども貼ってみます(`δωδ´) developers.freee.co.jp

GYOMU Hackers Night vol.7 のようす

4/19(木)にfreee株式会社にてGYOMU Hackers Night vol.7を開催しました。 gyomu-hackers-guild.connpass.com

ちょうど一周年ということでお祝いのケーキなども準備してみました(´`

ケーキの写真

テーマとコミュニティの説明

最初に、初参加の方も多かったのでfreeeの説明と、GHGの説明を行いました。Twitterでも、わかる、あるある、といった声が上がっていて、やはりみなさん同じような悩みを抱えているんだなということを改めて実感しました。

そして今回のテーマは「業務改善を行うための戦術・戦略」という、すごく魅力的なテーマでした。

GHGの説明の様子

LT

LTの様子

某建築設計事務所 フカサワタイガさん

フカサワタイガさん

トップダウンとボトムアップ、両方が大切だというお話でした。

弊社の残業がこんなに減るわけがない

Sonicgardenの髙木咲希さん

髙木咲希さん

業務改善を現場主体で行っていくというお話でした。

note.mu

お悩み相談室

今回お悩み相談室は、会議室の予約についてのお悩みでした。

相談者は金融機関システムを担当されている会社の方。

「会議室の予約を2ヶ月前に行わないといけないルールになっているんだけれども、最新のシステム管理ではみなさんどうされているのか」というお悩み。

お悩み相談室の様子

  • うちではGoogleカレンダーで会議室を予約できるようにしている。空いていたら入れて良い。定期的に棚卸しがある。
  • ミーティングは個室である必要はないので、オープンスペースにホワイトボードとモニターを置いていつでも誰でも使えるスペースがある

などという話が出てきていました。

  • そもそもそのようなルールになっているのはなぜか、課題を分析してみないと解決案はわからない。人数に対して会議室が少ない、そもそも無駄な会議が多いのかもしれない。

良いですね、本質的な課題を深掘りする。GYOMUハックの基本です。 そして、そこからさらに、

  • そもそも会議室という場所は必要ない、オンライン会議でことたりるのでは

という提案も。枠にとらわれない感じがとてもいいですね。

個人的一押しの回答はこちらです。

  • 奇遇なことに弊社は貸会議室を運営していますので、ご相談下さい

需要と供給がマッチしました。笑

テーブルトーク

お名刺交換や自己紹介から始まり、各テーブルかなり色んな話で盛り上がっていました。最初は戸惑いつつも、時間が経つにつれてどんどん盛り上がっていって、終いには時間が足りない!となるのがこのテーブルトーク。

テーブルトークの様子

ビジネス職の方で、リクエストを上げているんだけれども、エンジニアに優先度がわかってもらえない、エンジニアに対応してもらえないという方。 その方はどうにか自分で頑張っちゃうといった瞬間、みなさんが、それをするとエンジニアに放っておかれちゃうから気をつけて!と口々に。笑。 優先度はやはり、お金や工数、時間の単位で伝えるとわかってもらいやすいから頑張ってね、という感じのお話が進んでいました。

ノンエンジニアもエンジニアも同じ場で、お互いの目線からお話ができるのがとても良いですね。

GHGのこれから

発足から一年が経ちましたが、Twitterなどでもイベントに参加したいけれど遠くて参加できないという声も上がったりするようになりました。 今後の展望ですが、遠方で参加できない方もリモートで参加できるような仕組みができたらな、などと考えております。 運営に興味のある方など、ぜひお声掛けください!

↓GHGの今後の情報はこちらから↓

GYOMU Hackers Guild Twitter GYOMU Hackers Guild facebook グループ

try! Swift にブース出展してきた

こんにちは。freee でモバイルエンジニアをしている ikke です。 先月の DroidKaigi に続き、try! Swift Tokyo 2018 にも弊社モバイルエンジニア数名で参加してきました。 try! Swift は Apple の作ったプログラミング言語 Swift に関する国際的なカンファレンスです。過去2回の東京開催でも freee はシルバースポンサーになっていましたが、3 回目の東京開催となる try! Swift Tokyo 2018 では、freee はゴールドスポンサーとして協賛させていただき、ブース出展してきました。

イベント会場の雰囲気

1000名近い人が来ていたでしょうか。イベント期間中はかなり熱気がありました。 スポンサーブースは1つのホールに集まっており、下記の写真のような雰囲気になっています。

try!Swift スポンサーブースの様子

各社色々と工夫されたノベルティを配っていたり、ライブコーディングやライブコードレビュー等の催しをしている企業もあり参考になります。 セッションのある 3/1(木), 3/2(金) とも、開会は 09:45 ですが、その一時間くらい前から開場しており、朝食が提供されていました。

朝食として提供されていたパイまんじゅう

意外とこの早い時間から来場している方もいて、和やかなムードで来場者の方と話せるので良かったです。

セッションが行われるのはスポンサーホールの隣にあるホールです。 800人位は入る大きなホールですが、基本ずっと来場者の方々で埋まっていて、時には立ち見も出ていたように思います。 セッションは同時通訳されているので、レシーバーを通して日本語・英語どちらでも聴くことができます。

スピーカーホールの様子

スピーカーホールの一角に畳スペースがあり、ここでもセッションを聴くことができます。ここも結構常に人で埋まっている感じでした。

畳スペースの様子

先月の DroidKaigi でも出張バリスタをされていた鎌倉のアルファベッティカフェの方が、 try! Swift にも出張してくれています。 かなり美味しいので長蛇の列ができていました。

アルファベッティカフェさんのラテアート

お昼ころにランチが配られます。来場者の方々が自然とグループになってこういうスタイルでいただきます。

床に輪になって座りこでお弁当を食べる参加者の方々

新作ノベルティ...?

さて、それでは freee のブース紹介をさせてください。

freeeブースの写真

こんな感じで、いつも通りにセッティングしました。freee ではモバイルアプリにも非常に力を入れており、最近アプリの紹介動画も制作したので、それを持ち込んだディスプレイで放映していました。 ちなみに最近西日本で freee のモバイルアプリの CM を放映していたりもします。

ところで、freee がイベントスポンサーになると毎回用意している freee 水やボールペンなどのノベルティの中に気になるものが...

freeeオリジナルキーキャップと、それを装着したHelixキーボード

な、な、なんと、今回は freee のロゴがプリントされたオリジナルのキーキャップを作り、無料配布しました。

会場に来ていたみなさんはかなり興味を持ってくださったようで、イベント期間中沢山の方が freee のブースまで話しに来てくれました。ただ、キーキャップ以上に、弊社のメンバーに借りてきた自作キーボードにみなさん食いついている様子でしたが笑
何割かの方にはキーボードを作ってる会社だと認識されていそうです。違うんです。一応、クラウド会計・人事労務ソフト等を作っている会社です。

ちなみにこのキーボードは自作キーボードキットの Helix というもので、弊 blog の突撃!隣のキーボードという記事でも紹介されているので、ご興味ある方はこちらも見てみてください。

多様性のある来場者の方々

...話を戻して、みなさん少なくともキーボードには興味を持ってくださり、ブースは大盛況でした。

キーボードに興味津々の皆さん

ブースに遊びに来てくれた方々と、キーボードの話や、普段はどんな会社でどんな仕事しているのか・お互いの会社ではどんなチームで、どういう感じでアプリを作っているか、等々色々とお話しできてとても有意義でした。来場者の中にはフリーランスや副業をしている freee ユーザーの方もいらして、サービスに対してのフィードバックをいただくこともできました。
少し話が逸れますが、私含め freee には副業をしているメンバーも多く、よく自社のサービスをドッグフーディングしています。テックカンファレンスに参加するとフリーランス等で freee を使ってくださっている方と良くお会いするので、サービスに対して客観的な意見をいただく場としてもいい機会になります。

また、try! Swift は国際的なカンファレンスなので、運営者・来場者ともに外国人の割合がかなり多く(全体の2 ~ 3割はいたでしょうか)、freee のブースにも沢山の外国人の方が遊びに来てくれました。話せた方だけでもアメリカ、イギリス、中国、インドネシア、ノルウェーと、様々な国のエンジニアが try! Swift 参加のために来日されているようでした。ブースに来てくれた外国人の中には Facebook や Spotify の iOS エンジニアも居て、自分たちが日常的に使っている海外サービスを開発しているチームの規模等、中の話も聞く事ができたのはとても新鮮でした。みなさん freee のキーキャップも持っていってくれてなんだか感慨深かったです。

セッション

どのセッションも素晴らしかったです。初日の午前だけでも、Swift の明文化されていない挙動を(時に AST を見つつ)探るセッションや、Swift の中間言語である SIL の紹介、CocoaPods のコントリビュータによる Clang モジュールについてのセッションなどかなり濃い印象でした。他にも実際の業務ですぐに取り入れられそうなプラクティスや、AR等近年注目度の高い技術要素に関する内容など多種多様なセッションがありました。各セッションのスライド等は @ozwio さんが Qiita にまとめてくださっています。

個人的には、私もよく利用している Proxy ソフトの Charles を開発した @avon によるセッションで、 iOS 向けの Charles を開発しているという内容の発表を聞いて非常に興奮しました。Charles は iOS アプリの通信をデバッグしたり、Web API のリバースエンジニアリングをするのに非常に重宝していますが、iOS アプリの通信を傍受するためのプロキシ設定が微妙に面倒だったので、いつか iOS 対応しないかな、と思っていたのでした。既に Apple に申請しているとのことだったので、近いうちにリリースされるかもしれませんね。楽しみです。

セッション後のスピーカー Q&A でいい感じに手作り感のあるステッカーを貰いました。

セッション後にいただいたステッカー

まとめ

try! Swift Tokyo 2018 にスポンサーとして参加しましたが、非常に楽しくて充実した時間を過ごすことができました。特に今回ブースを出せたことはかなり良くて、正直普通に参加するだけだとこれだけ多くの初対面の方と話すのは難しいですが、ブースを出すことで国籍も会社も異なる多くの方と交流することができました。 この貴重な機会を作ってくださった try! Swift 運営の皆さん・スピーカーの皆さんと、スポンサーとして協賛してくれた弊社には感謝しかありません。是非また来年も参加したいと思います。

会場にあったLGTMパネル

また、今回大好評だったオリジナルキーキャップのアイディアは、MISOCA さんに多大に影響されています。この場でお礼をお伝えできればと思います。(会場では MISOCA のエンジニアの方ともお話しできました)

tech.misoca.jp

おなじみの採用情報

freee ではモバイルエンジニアを募集中です。 今回に限らず、弊社ではエンジニア向けカンファレンスに精力的にスポンサーとして参加しており、内容にもよりますが、大抵のエンジニア向けイベントには業務の一環として、業務時間にチケット会社負担で参加することができます。 ご興味がある方は是非一度弊社に遊びにいらしてください!

jobs.freee.co.jp