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freeeが関西で開発組織を立ち上げてから1年半が経ちました。

こんにちは、freee OSAKAで開発部長をしている 竹田 です。この記事は freee Developers Advent Calendar 2019 の 20日目の記事です。

去年は freeeが関西で開発組織を立ち上げた理由 という記事でエモい話を存分にしたので、今回はより具体的に前回の記事から1年が経ったいま 「どういうメンバー」で「どういう環境」で「どういう開発をしているのか」を書きたいと思います。 関西でも楽しみながら最先端のwebサービスを開発できるよ!ということが伝われば幸いです。

freee OSAKAとは

改めて紹介。freeeは2018年4月に大阪に開発組織(=freee OSAKA)を立ち上げました。 オフィスは大阪のグランフロント大阪にあります。私は1人目のエンジニア兼エンジニアリングマネージャー兼プロダクトマネージャーとして、組織とプロダクトの両面からfreee OSAKAを進化させていくという役割で働いています。

freee OSAKA専用のTシャツもあります(3種類)

freee OSAKAオリジナルTシャツ
freee OSAKAオリジナルTシャツ

freee OSAKAの方針

freee OSAKAでは立ち上げ当初から以下のような方針を掲げています。この方針は1年半がたった今でも変わらず貫き通しています。


  • 働き方の多様性を広げ、エンジニアが自然体で活躍できる環境を作る
  • 東京との仕事内容、待遇面での差を一切作らない
  • 関西という土地ならではの楽しいことをする
  • 関西でプロダクト開発に関する情報発信をどんどん行っていく
  • これらを実現することで関西のエンジニア市場を盛り上げる

メンバー構成

1年前は5名だった組織も今では13名までスケールしました。 また闇雲に人を増やすのではなく、プロダクトをゼロから開発できる構成にするために 「プロダクトマネージャー、スクラムマスター、エンジニアリングマネージャー、UXリサーチャー、UXデザイナー、エンジニア、QA(Quality Assurance)、SRE(見習い) 」と幅広くwebサービスを開発するために必要な人材が集まっています。規模感としては小さなベンチャーのような感じで、それぞれの得意な部分を融合させながら全員で顔を突き合わせて開発を進めています。

作っているプロダクト

freee OSAKAでは主に2つのプロダクトを担当しています。

  • 人事労務freee の一つの領域を開発
  • 完全に新規のプロダクトをまるっと開発

1つ目の既存プロダクトについては、freee OSAKAの小回りの効く体制を活かしてスピード感を重視して開発を行っており、この1年半で大小含め30以上の機能リリースを行っています。

2つ目の新規のプロダクトについては、ゼロから全ての開発をfreee OSAKAで行っています。freeeの既存のプロダクトは既に多くのお客様にご利用いただいておりますが、そこに続く完全に新しいプロダクトを開発しています。開発プロセスからアーキテクチャまで全てを自分たちで考え、試行錯誤しながら実行しています。

開発する環境や設備

これはfreeeの全エンジニアが同じ待遇で、PC、椅子、モニタ、書籍など、開発メンバーの仕事の効率や楽しさを向上させるための環境が用意されます。freee OSAKAに関しても勿論同じ条件で、開発を行っている中で環境によるストレスを感じる場面は非常に少ないです。

こんな感じで4Kモニタを利用したモブプロもよくやっています。

4kモニタでモブプロ
4kモニタでモブプロ

あとはキーボードが割れている人もいます。

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キーボードが割れている様子

リモートワークも盛んで、ハングアウトを使って4箇所を繋いで朝会を実施することも。

1歳のお子様が全員の進捗を確認する様子
1歳のお子様が全員の進捗を確認する様子(右下の人は遅れてそうですね)

開発プロセス

freee OSAKAでは、しっかりとしたスクラムで開発しています。
これに関してはちょうど昨日、スクラムマスターをしているリョウくんが分かりやすい記事を書いてくれたので、そちらの記事をご覧ください。 彼は新卒入社ですが、スクラムマスターとして非常にバランス良くメンバーを導いてくれており、開発メンバーに加えて、営業やカスタマーサクセスなどビジネスサイドのメンバーも含めて、本気でスクラムを実行しています。

developers.freee.co.jp

また、大きな開発の前にはキックオフとしてメンバーの一人が副業で経営している古民家を改装した宿 オオミシマスペース で合宿を行います。

海沿いにある素敵な宿です

オオミシマスペース
オオミシマスペース

全員で顔を突き合わせて仕様やアーキテクチャを決めます

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全員で顔を突き合わせて仕様やアーキテクチャを決めます

真面目に働いている様子
真面目に働いている様子

肉です 肉です

魚です 魚です

かわいい奴もいます 犬です

勉強会への参加や登壇

freee OSAKAではメンバーが社内外の勉強会にどんどん参加し、どんどん情報発信することを応援しています。

たとえば 大阪で一番大きなgoのコミュニティ umeda.go の主催メンバーがいたり umedago.connpass.com

アクセシビリティの祭典という日本最大のアクセシビリティのイベントで登壇したり accfes.com

サンディエゴで行われたGopherCon 2019 に参加したり developers.freee.co.jp

活発に活動しています。この他にもいくつものイベントで登壇していますので見かけたら気軽に声をかけてみてください。
またこれまではオフィスの関係で勉強会を主催するスペースがなかったのですが、来年は更に広いスペースを確保する予定です! そこで勉強会の主催、勉強会の会場提供(50名以上いけます)などガンガン行っていく予定ですので是非楽しみにしておいてください。
場所もこれぞ大阪という感じの非常に面白く意外な場所です!お楽しみに!

freeeが関西に開発組織を立ち上げた理由

最後に1年前の記事からの繰り返しになりますが、freeeが関西に開発組織を立ち上げた理由は「関西のエンジニア市場を盛り上げて変えていきたい」からです。
freeeでは、働いている人々の効率を上げ、本質的な活動にフォーカスできるようにしたいという考えで様々なプロダクトを提供しています。 組織作りにおいてもその信念を忘れずに、これからもエンジニアがどこでも活き活きと楽しみながら働ける場所を作っていければと考えています。

freee OSAKAでは一緒に働きたいという方を物凄く募集しています!興味ある方は気軽にご連絡ください(エンジニアに限らず、デザイナーの方、PMの方幅広く募集しております)

一緒に楽しい未来を作っていきましょう

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明日はteppei_tosaさんの記事です。お楽しみに!