freee 株式会社 松崎 啓治です。 人事労務freeeのアプリケーション開発を担当しています🔥
この記事は、freee developers Advent Calendar 2017 20日目の記事です。
社内の技術発表会 真剣.js
真剣.jsという名前からしてJavaScriptを連想しますが、特に関係なく、技術的な発表を行う会です。 社員数が少ない時代から続いています。私がfreeeに入る前から、初期に入社した社員によって運営が切り盛りされていました。
初期担当者が忙しくなり、切り盛り具合が大変になったため、私側で真剣.jsの名前を借り、技術勉強会を行うようになりました。
無理のない発表体制
技術発表会では、ざっくりと5分〜10分枠、15分枠を設けて、 発表したい人が居たらどのぐらいの時間枠で発表できるか選択した上で エントリーしてください、とお願いしています。
話したい人がある程度居ないと技術発表会は会として成り立たないので、 4半期に1度のペースで技術発表会の開催を行えるように調整しています。
エンジニアの交流
2017年に入った後、エンジニアの人数も100名まで近づき、担当しているプロダクトや、得意分野、興味、家族構成、出身などかなりのバラつきが出るようになりました。 新しく入社した人と前から働いている人の技術的な興味に関するつながりはきっかけがなければ交わることがありません。
技術発表会、真剣.jsを通じて「ああいうことに技術は応用できないか」「私は運用を知っている」「もっとより良い手段を見つけている」など、 1名の技術興味、視野では追いづらいのを補完する作用があります。実際に機械学習系の発表をエンジニアが行ったところ、聴衆側のエンジニアが 自身の知識や、興味を元に質問をし、発表に出した抱え込んでいた課題の解決策を話し合っていたりしました。
開くことを定常にせず。なんとなくやっている技術発表会
開くことを義務とし、定常とし、発表者に義務を課しつつ開催し続けるスタイルにできるかもしれません。 が、それではなかなか長続きしないし、リラックスした形で発表はできないと思うし、 聴衆も聞くことが義務になるけど、興味のないことに耳は傾けづらいだろうし、レビューもしづらい。 モチベーションを維持しつつ、面白そうな発表や、質問があったらその都度気にしてもらえればいい、 そんな思いで続けています。
低コスト運用
酒を発注したり、食べ物を発注したりして、コストをかけようとがんばったことも数回あったのですが、 ここ最近はやめ、場所を押さえる・発表者を集める・時間を予定する・リマインドする 以外のことには手を出さなくなりました。お酒があったり、食べ物があると人は集まりそうなのですが、 お酒があったら正しい判断しづらそうだし、発表を聞いた上で話が盛り上がったらより良い酒を飲みに行くとか、 そんな流れになったほうが良いかなという思いが強いためです。(本当は合ったほうがいいかなと最近思っては居ます)
コストが高くなると、開催する意図を細かく説明し、コストが係る理由を正当化していかなくてはなりません。 お酒・食べ物の消費も見積もらなければならないし、そうなると運営として1名ではなく複数名となるようになります。 そうすると適当な開催がしづらくなり、打ち合わせのためのミーティングが開かれ、ミーティングのためのミーティングが... となり技術発表会の開催の目的が業務の匂いが強いものになってしまいます。
なかなかそうすると紋切り型の発表が増えそうだし、一発ネタや時事ネタが流行りそうで、 交流や思わぬ発見があった、などのよくわからないおもしろイベントが発動する機会が減りそうかな〜とか そんなことを思うため、低コスト運用を心がけています。
長く、定期的に続ける
勉強会で得たノウハウや、知見共有や、そこで生まれた場や出会いなどがあるので、 もったいないので長く続けていきたい気持ちを持ってやっています。 真剣.jsをやる、という呼び込みをするとエンジニア以外の方からも真剣.jsにて発表したい、 ということで申し込みがある状態になっていて、非常にうれしいです。🙏
そして...
社内での技術発表会に参加したい、企画したいという方。 一度弊社まで遊びに着てください。ご案内いたします🔥 最近大阪オフィスでの採用も始まっているようですよ。
エンジニアに限らず、ビジネス、サポートも募集しています。
次の担当は
明日、12/21のfreee Developers Advent Calendarはfreee エンジニア C#の要(かなめ)、@toshi0607 が担当します。 お楽しみに👏👏