こんにちは中部支社の moai です。
この記事はfreee Developers Advent Calender 2020の9日目の記事です。
2020/7月に中部開発組織である『みそかつチーム』が立ち上がりました。
名古屋駅から徒歩10分くらいのところにあります。
僕たちは『中部から日本中で使われるプロダクトを作りたい』と思っています。
今回は僕たちがいるfreeeという会社と、やってきたこと、これからやりたいことを話します。
freeeの事業って面白い
自分で言うのもなんですが、freeeは面白い会社です。
なんで面白いかというと
- やっている事業が社会意義が有って面白い
- 伸びしろある
からです。
弊社ミッションページや決算説明資料からか引用しながら、いかにfreeeがおもろいかという話をしたいと思います。 corp.freee.co.jp
やっている事業が社会意義が有って面白い
freeeは社会意義が有ってめっちゃおもろいなと思っています。
一方で、よく言われるのが『会計システム作っている会社なんでしょう?』です。
僕たちがちゃんと説明してこなかったから、こう思われてしまっているのは、仕方ないところもある。
ちゃんと説明すると
僕たちは
アイデアやパッションやスキルがあればだれでも、ビジネスを強くスマートに育てられるプラットフォーム
を作っています。
今はビジネスを強く育てるためにはアイディアやパッションだけでは足りない現状があります。
やりたくないけどやらねばならぬことがいっぱいあるのです。
それが会計であり、給与計算であり、工数管理です。
私も会社勤めをするエンジニアとして日々工数をつけています。
だるいこと、この上なし。
だから、僕たちはやりたくないけどやらねばならぬことを解決するプラットフォームを作りたいと思っています。
そのための会計freee、人事労務freee、プロジェクト管理freeeです。
今は中部支社も工数登録を始めとするプロジェクト管理を楽にするプロジェクト管理freeeを開発しています。
freeeは伸びしろある
freeeでやれること、いっぱいあります。
でも、『freeeは完成しているプロダクトで、主な仕事は保守ぐらいなんじゃないか』的な雰囲気を感じます。
そんなことにないのよ。
そもそも
ユーザー基盤の拡大、顧客価値の最大化を通じて、プラットフォームの基礎である「クラウドERP」の更なる強化を図ります。
とあるように、僕たちは「クラウドERP」を強化していきたい。
だから、ユーザ基盤の拡大にむけた取り組みを行っています。
プロダクトも続々リリースしています。
- freee、「プロジェクト管理freee」の提供を開始。プロジェクト型ビジネスの工数入力を簡単・素早く、予実を正確に見える化 | プレスリリース | corp.freee.co.jp
- 利用可能性の高い資金調達手段を検索&比較 オンライン資金調達プラットフォーム「資金調達freee」β版の提供開始 | プレスリリース | corp.freee.co.jp
- 「福利厚生freee」を提供開始 福利厚生制度の導入に係るバックオフィス業務を効率化 | プレスリリース | corp.freee.co.jp
- freee、「freee スマート受発注」の提供を開始 スモールビジネス間の面倒な発注・請求プロセスを効率化 | プレスリリース | corp.freee.co.jp
より詳細な情報はミッションページや決算説明資料に書かれています。 corp.freee.co.jp 決算説明資料
freeeの開発組織はチームに裁量がある
そもそもfreee開発組織はめっちゃチームに裁量あります。 ただ、個々のチームだけではどうにもならないところは基盤が整備されてて、これもとっても最高です。
めっちゃチームに裁量あります
下記のような判断は基本的にチームに任されています。
- ライブラリに何を使うか?
- 何を作るのか?
- どの順番で作るのか?
- deploy
- リファクタ
チームはBiz + PM + UX + Engineer + QA で構成されています。
1チームはAgileでよく言うピザ2枚食べ切れるくらいのサイズ感です。
このチームで何がユーザにとって嬉しいのか?を話し合ってリリース順序を決めていきます。
ユーザストリーマッピングをBizと、UIの仕様ぎめをUXと連動してやっていきます。
だから、物事を決めるのもスピード感があって、本当に楽しいです。
Kubernetesへのcontainer deployもyml書き換えて自分たちでやるんですよ。
基盤が整備されてる
ここまで読んできて、多分、『うへぇ、守備範囲が広くて大変そう』って思うと思います。
半分あってる。
確かに、守備範囲は広いです。
ただ、それをサポートする基盤系の整備が進んでますし、チーム運営をサポートするスクラムマスターがいるケースが多いです。
UIのコンポーネント基盤についてはこの記事でymrlさんが詳しく述べてくれています。
また、 Kubernetes にdeployする基盤も整備されています。
アプリエンジニアである我々は
- github 上でcontainer のimage hashを書き換える
- gihub上で deployコマンドを叩く
とdeployできるのです。
手前味噌ながら、この辺結構イケてると思っています。
中部支社は2人でめっちゃ開発している
中部支社は現在Engineerが私を含めて2名在籍しています。
小さいチームであるにも関わらず、すでに5つほどの機能をリリースしています。
- 2020年07月29日 プロジェクト期間を短くすることができるようになりました
- 2020年07月31日 収支管理シートをExcel形式でダウンロードできるようになりました
- 2020年08月20日 プロジェクトに関するコミュニケーションを行うためのチャット機能をリリースしました。
- 2020年09月02日 管理者による工数の代理入力ができるようになりました
- 2020年09月25日 プロジェクトへのアサイン依頼(メンバー追加依頼)を送ることができるようになりました。
結構、ええ感じやと思います。
今はちょうどでかいやつを仕込んでいます。近いうちにお知らせできると思います。お楽しみに。
このスピード感はチームに裁量があり、かつ基盤が有ってこそです。
中部支社のこれから
先日チーム半年を経たということで、2人で中部支社の未来を話し合いました。
- 中部から日本中に使われているプロダクトを作る
- その過程で技術、組織的なトライを行う
- 上記の情報発信を中部で行う
- これによって中部のIT・エンジニア市場を盛り上げる
これまではプロダクトのリリースにリソースをほとんど振ってきました。
そのおかげで立ち上げから短い期間で多くのリリースを行うことができました。
これからも、面白いリリースを中部から届けられるように頑張りたいと思います。
また、ここでやってきた技術や組織的な挑戦はいずれこちらの勉強会でも話してきます。 misokatsu-web.connpass.com
また、中部から日本中で使われるプロダクトを作るということが面白いと思ってくれるエンジニアを募集しています。 中部から日本中で使われるプロダクトを作るエンジニアWanted
freee中部支社という舞台で面白いことができると思った方お待ちしています。 一緒に日本中で使われているプロダクトを中部から作っていきましょう!