こんにちは、freee の SRE チームでプレイングマネージャーをやっている @manabusakai です。 freee に入社して早 3 年半が経ち、入社して以来 SRE として freee が提供するプロダクトを支えています。
この記事は freee Developers Advent Calendar 2019 の 10 日目の記事です。
エンジニアの傍ら採用にも積極的に関わっていて、週に 3 〜 5 回、多い日だと 1 日で 3 回ほどカジュアル面談や面接をやっています。
その中でよく聞かれるのが「どんな 1 日を過ごしていますか?」という質問です。特に子育て世代の方からよく聞かれます。自分も 2 歳の子どもがいるので、候補者の方の気持ちはよくわかります。
今回は freee のイクメンエンジニアがどんな 1 日を過ごしているのかご紹介しつつ、freee の働きやすい環境やカルチャーをご紹介したいと思います。
ちなみに、イクメンは自己評価ではなくパートナーからの評価です (笑)
イクメンエンジニアの 1 日
- 7:00 〜 9:00
- 子どもより早く起きて、自宅で仕事開始(夏の時期はもう少し早い)
- 会社だとまとまった時間を作りにくいので、この時間に新しい技術の勉強をすることもある
- 子どもが起きてきたら一緒に朝ごはん
- 10:00
- 天気が良ければ徒歩で通勤
- 職住近接にすることで育児に参加する時間を増やせる
- 11:00
- SRE チームの朝会。通勤ラッシュを避けるため全体的に朝は遅め
- メールや Workplace のチェック
- 11:30 〜 13:00
- 午前中にメンバーとの 1 on 1 や優先度の高いタスクをこなす
- 特に 1 on 1 は頭が冴えている時間じゃないと質が下がってしまう
- 13:00 〜 14:00
- ひとりの時間が欲しいので昼食はひとりで食べる
- たまに、子どもから FaceTime でビデオ通話がかかってくる
- 14:00 〜 18:00
- 面接が入っていれば前後 30 分は時間を取られるので、それを考慮して仕事を進める
- 18:00 〜 19:00
- 翌日のタスクの段取りをして退社
- 19:30 〜 22:00
- 家族そろって晩ごはん
- 子どもとお風呂に入ったり、遊んだりして、寝かしつけ
- 22:00 〜 24:00
- 子どもと一緒に寝落ちしなかったら、少し仕事をしたり、本を読んだりする
- 趣味の延長に仕事があるので、平日はあまり趣味っぽいことはしない
雇用契約が裁量労働制*1というのもありますが、これを見ていただくと、かなり自由な働き方をしているのがわかると思います。ワークライフバランスという言葉がありますが、自分の働き方はワークライフインテグレーションという言葉のほうが今はしっくりきます。
子どもが生まれるまでは、自分が育児に積極的に関わる姿はイメージできませんでした。自分の中で大きなきっかけになったのは、やはり育休を取得したことです。そのあたりの話は採用ブログのインタビュー記事にまとまっています。
freee では CEO や CTO をはじめ、役職や性別に関わらず多くの社員が育休を取得しています。育休を取らない人のほうがマイノリティと言っても過言ではありません。
freee の働きやすい環境やカルチャー
freee のエンジニア組織には子育て世代が多くいるので、自分と同じような働き方をしている人は珍しくありません。
子どもの送り迎えのため夕方ごろに退社するパパやママは多くのチームにいます。子どもやご家庭の事情に合わせてリモートワークを活用している人もよく見かけます。自分も子どもが 1 歳になるまでは、週 1 日のペースでリモートワークをしていました。
また、社内には「つばめっこクラブ」という子育て中の親たちを支援する制度があります。
- ベビーシッターや家事代行の「キッズライン」の割引制度
- スマホでできる精子チェックツール「Seem」の割引制度
- T シャツやロンパースといった freee グッズの制作
- 子育て中の親同士が情報交換する場づくり
freee の働き方は「インパクトドリブン」と言われていて、マジ価値*2なアウトプットをいつ、どのように創出するかをメンバー自身が柔軟に決め、より大きなインパクトを出そうとする考え方を尊重するカルチャーがあります。
自分自身の成長と高いアウトプットを常に求められるので、それはそれで大きなプレッシャーではありますが、エンジニアとして活躍しながら育児と仕事を両立させたい人にはとても理解のある会社だと思います。
おわりに
freee の働きやすい環境やカルチャーをご紹介しましたが、自分が一番好きなのは家族に誇れる仕事や職場であるということです。
先ほども書いたとおり自宅が近いので、平日のなんでもない日にパートナーや子どもが会社に遊びに来ます。普通の会社であればあり得ないことだと思いますが、freee のメンバーはいつも快く受け入れてくれます。
最近はファミリーデーを開催している会社も増えましたが、freee はそれとは少し違ったカルチャーを持っています。自分が入社したときから社員数は 3 倍以上になっていますが、今もこのカルチャーがしっかり根付いているのは freee だからこそと言えるかもしれません。
さて、明日は freee のバスケ部で活躍する「よーだ」こと id:rtryoda です! よろしくお願いします!