こんにちは、関西拠点にて freee販売の開発を行っております、bucyou (ぶちょー) です。2023年も freee Developers Hub をご覧いただきありがとうございました。2024年も引き続き freee での技術的な知見や、カンファレンスレポートをお送りしてまいりますので何ぞとよろしくお願いいたします。
さて、昨年は Advent Calendar の真っ只中でお知らせ出来ていなかった、2023年の開発合宿についてのご報告です。
過去の開発合宿の記事一覧です。
- 2022年も開発合宿を開催しました! - freee Developers Hub
- 2021年も開発合宿を開催しました - freee Developers Hub
- 2020年も開発合宿を開催しました - freee Developers Hub
- 2019 年も開発合宿を行いました - freee Developers Hub
- 2018年も開発合宿を行いました - freee Developers Hub
- 2017年も開発合宿を行いました - freee Developers Hub
- freee初の開発合宿(60人規模)を行いました
2016年から始まったfreeeエンジニア文化の定番イベントも、なんと8年目となりました。最初は60人規模から始まったイベントですが、コロナ禍の時期もあり、人数も増え、、などいったエンジニア文化の変化を肌で感じる時間なのではないかと思います。
私は、2022年8月に freee に入社したので、当初あった「みんな同じ場所に集まり、何かに向かってみんな活動する」といったイベントのコアの概念に、かなりの憧れを感じていました。入社前は「こういうのを大胆にできる会社ってめちゃくちゃ良いな!」と感じていたのは事実です。 一方で、会社の規模の変化、予算の状況、そして世の中的に同じ場所に集まれないといった状況の中、指を咥えていた状況にございました。
そんな状況ですが、2023年は、「みんなで同じ場所に集まろう! 」という強い思いで、物理的に開催する運びとなりました!!
そもそも開発合宿とは
開発合宿とは普段の業務(OKRなど)から離れて自分のやりたい開発ができる期間です。 個人 or チーム(普段の業務のチームではなく話し合いで決めたチーム)で2日間フルに開発してもらいます。
ここまではいつもと同じなのですが、今年はテーマを定めようということになりました。
テーマ
「概算でいけば何かを 10倍 or 1/10 にできる」
というテーマを定めました。
- レスポンス時間の短縮
- 体験を変えることでお客様が何かを高速にできる機能・実装デモ
- 社内にある情報にアクセスできる速度の向上
- 資料をまとめることで今後の企画速度を上げる
などなどが具体的にやりたいこととして挙がっていました。
場所
物理的に集まるぞ! ということで、今年は「軽井沢プリンスホテル ウエスト」にお邪魔しました。 こちらですが、通常のホテルのお部屋もあるのですが、8人 (厳密にはバス・トイレつきの2人部屋が4つある) コテージも多く用意されている場所になっています。
今回は、こちらのコテージを利用しました。
時期
諸々の調整もあり、2023は12月某日の開催となりました。 12月かつ、場所は軽井沢ということで「寒さ対策をしっかりすること」というのが、合宿のしおりに書かれているのが印象的でした。
タイムテーブル
1日目
時間 | 内容 |
---|---|
7:00ごろ〜13:00 | 大移動 (with 駅弁) |
13:00 〜 13:15 | オープニング |
13:15〜 | 開発 |
2日目
時間 | 内容 |
---|---|
7:00〜9:30 | 朝食 |
〜13:00 | 開発 |
13:00〜13:15 | クロージング |
13:15〜 | 各自解散 |
発表会 (別日)
時間 | 内容 |
---|---|
18:00〜20:00 | 成果発表会 |
大移動
普段とは違う場所に移動することになるということで、多くのメンバーは東京駅集合、一部のメンバーは沖縄・札幌・大阪・京都・名古屋からという大移動となりました。 こちらについては「車掌」という役割が立てられ、わたしたち移動をサポートしてくれました!
ちなみに、「車掌」の皆様は社内で有数の鉄道マニアのみなさまです。移動に関してはまた別の記事で紹介があると思われます。
グッズ
開発合宿グッズについては、デザイナー hinako さんの記事 https://note.com/konai/n/nf336835f0f59 で紹介されています。
名刺ストラップは普段遣いとして使っています! こういうイベントのあとでも使えるものがあるって良いですね。
会場
たのしいコテージ
この時期の軽井沢は十分寒かったのですが、星が綺麗!! ということで外に出ている方もいました。 開発から離れて空を見上げるのもよいですね。
特に私は、普段は関西に所属している身なので、普段とは異なるメンバーとの会話ができたのが非常に良かったです。
成果発表
今回は、スケジュールの関係上、成果発表を別日に開催しました。開発合宿に参加された方は全員、どのような内容の開発を行ったかを報告します。数百の成果の中から、特に優れている成果についての発表を行い称え合います!
最優秀者には、freeeの拠点 (沖縄・札幌など) で1週間程度ワーケーションできる権利が贈呈されました。 要するに出張なのですが、沖縄や札幌については、特定の製品のチームが固まっており理由を作らないとなかなか交流が生まれにくいという背景もあるので、なかなかナイスな賞です。 交流的な意味でも、小旅行的な意味でも嬉しい内容です。
チームによっては、開発合宿で開発した内容を個別に報告しあったり、年末までの短い期間中にリリースしたりなりなどで動いていました。 2023年のAdvent Calendar では成果をブログ記事として公開している方もいました!
まとめと思い
ということで、大きな事故を起こすことなく、無事に今年の開発合宿が行われました。
2023は、去年に比べるとテーマをしっかり定め、可能な限り効果の計測 (短期的であれば実測、中長期的であれば見通しを立てる) を行っていくことを強く押し出していました。 2022より良い成果が出せた! との声もいただきましたが、それ以上に普段話していないことをリラックスして話せる場というのはなかなか貴重なものであると感じました。やはり物理的に (宿泊込な) 合宿ができるというのは非常に良いです。
2024年における開発合宿はどのような形になるでしょうか? また何らかの形でお知らせしたいと思います。