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コロナ禍の中フルリモートでfreeeに転職した話

こんにちは。freeeに転職してきて3ヶ月がたった、UXデザイナーのtottsu(とっつー)と申します。金融プロダクトを担当しております。この記事は freee Developers Advent Calendar の 12日目です。大体半分ですね。土曜日ですが、コーヒーでも飲みながら読んでみてください。

ヘッダー画像 今回はコロナ禍の中フルリモートで初の転職活動、そして入社したよ〜。しかもすんなり溶け込んで、お仕事しちゃったよ〜!ということをお話ししようと思います。転職に悩んでいる方に一つでも参考になれば幸いです。

転職活動

コロナ禍かつ初の転職活動ということで、「本当に今なのか?」とも思いましたが、この気持ちは止められず活動開始。

転職〜入社の環境の前提として

  • 前職:緊急事態宣言中はフルリモート。その後週2〜4日リモート。

  • freee:ほぼフルリモート。状況に応じて柔軟に対応。今後変わる可能性はあります。

という状況での転職でした。なので自宅で転職活動をしていました。

リモート転職のメリットは
「ほぼオンライン面談で済むから、たくさんの企業と話ができる」です

初めての転職活動、私は話すことがそんなに得意じゃない・・。半分練習みたいな気持ちで気軽にオンラインで話しまくるのがとても良かったです。 エージェント使ったり、直接応募したり、いろいろやりました。これがリアルで週に何度も相手企業に出向くのは無理じゃね・・?そりゃ数を絞りたくなるわ・・って思いました。

個人的に就活は、1本に絞ってその相手のために頑張っても落ちる。(それで成功できる人は本当に素晴らしいですw)こちらも企業を見るという意味合いもあって、いろいろな会社と話して、等身大の自分と相性が良いところにいけたら良いと思っていました。

転職活動序盤、コロナ禍を理由に突然採用方針が変わって中止とか、採用人材のレベルがめっちゃあがって苦戦しました。落ち込みもしましたが、等身大の自分と相性が良いところっていう軸はぶらさずに生きてました。

実際freeeはなるべくたくさんオンラインで面談をしてくれて、少しでも採用する人と企業の解像度を上げようとしている採用方針のようでした。私には良かった気がします。

内定

最終面接まで会社に行くことなく、内定をいただきました。 転職活動するときに、仲の良い先輩に「初ならとりあえずエージェント使っておくと良いよ〜」とアドバイスされて、エージェント経由で入社しました。交渉をやってもらえるし、いろいろディレクションしてもらえて、だいぶ楽ができた気がします。クリエイターに強いところだと、ポートフォリのフィードバックもして頂けました。

一方でエージェント使いすぎて、内定の足並みが揃わず最後にめちゃくちゃ圧力をかけられました。次回は1エージェントずつ使おう・・。

退職

退職は快く承諾して頂きました。私は途中で特に相談せず、完全に決めてから初めて会社に伝えました。 タイミングは人によると思いますが・・。 初めて直接のマネージャーに伝えたとき「目がガチだったので、これ以上何も言えないと思った」と言われてしまいました。
その後他のマネージャーとも話し、人事とも話し、スケジュール調整をして、承諾していただきました。明るく送り出してもらったと勝手に思っています。

前職で一緒に立ち上げに関わったメンバーとはその後も会ったり。 コロナ禍だけど夏だったので、会社にも定期的に出社しており、最後の日もいろんな人に挨拶できました。送別会も個別でちょこちょこしてもらえて、そこはあまりコロナ禍っぽくないですね。

入社

もちろんフルリモート入社です。入社前日にPCと数十ページ程度の紙の資料が届いただけで、入社してしまいました。ずっと家にいながら転職してしまった。入社後割とコロナが落ち着いている間に、4回くらい会社に行ったけど、 最近はまたフルリモートしていますw

MacbookPro、入社資料、ビルカード、アダプタ、ネームカードの画像 入社前日に送られてきたものはこれだけ。 プリントも最低限の設定のみで、これを終えると全ての資料はオンラインにありました。 freeeは会社の資料が全部オンラインにあるので、いつでもアクセスできるからリモート入社しやすいのかも。その後憤怒のオンボーディング祭りがありました。

入社直後で一番助かったのは、1ヶ月間オンボーディングパートナーをつけてもらったことです。 直接の業務以外の会社の手続きや、会社についていろいろ聞いて良いという取り組みです。初月は毎日話す時間を用意してもらいました。 初めての転職で緊張もあり、聞きたいこともたくさんあり・・。どんなことでも教えてもらえて、とても助かりました。

UXやデザイン界隈のマネージャーって大体強面のおじさんじゃないですか??みんな優しくて良い人でしたがw 親しくなる前は、こんなこと聞いちゃっていいかな??みたいな遠慮が生まれるわけです。 そこに同性で、話しやすい感じで「気軽になんでも聞いてくださいね〜」と言ってもらえて、ありがたかったわけです。人によるかもしれませんが。知り合いも少ない中、雑談とかしてくれたのもうれし〜!!経費精算したいとか、ランチ事情とか、めちゃくちゃ聞いてしまった。

リモート入社で気をつけたこと

何はともあれ、リモート入社なわけで。特殊な環境じゃないと、あまりなかった入社の形です。そこで実践してみたことを書いておきます。

1.内定者時代も勉強会に参加して、雰囲気をみさせてもらった

自分との相性は良さそうだ、気になる分野にアサインされたっぽい、内定貰ってハッピー!とはいえfreeeがどんな会社かは入らなきゃわからん。そこで先に顔出せるものがあるか聞いてみたら、週1の輪読会に呼んでもらうことができました。

会社にいる人のタイプとか、freeeで話題の技術がわかってお得でした。業務じゃないから、あまり気負わず参加できたのも良かった。
→入社前にちょっと中をのぞけた。ラッキー。
※タイミングが良かった可能性は高く、できないこともあると思います。

2.知り合いが少ないので、なるべく自己紹介して、人の集まるミーティングにでる

対面なら自然に知り合いも増えたでしょうが、リモートでは意識しないと知り合いは増えません。 1.で内定時代になんとなくUXデザイナーのメンバーはわかったのですが、それでも誰が何をしているかもわからない状態でした。そこで同職種のみなさんが何している人なのか、紹介してもらう会やランチをオンボーディングパートナーの方にお願いしました。あとは事業部横断のランチやイベントになるべく参加して、他職種の人と交流する機会にもそこそこ参加しました。

こう書いているけど、自分から知らん人に「ランチしてください!!!」とか絶対に言えない。そんなメンタルはない。なんなら一人ランチは好きだ。なので気負っているわけではないのですが、与えられた機会は使わせて頂こうというスタンスです。
→おかげさまで、なんとなくみんな知り合いな気がしてきたし、質問したいときに誰に聞いたら良いか、早い段階で判断できるようになりました。私フルリモートなのにめちゃくちゃ馴染んでね・・?!思い過ごしの可能性も捨て切れないですがw

3.なんでも聞く

前職で新卒の方を見ていた時「リモートで先輩に質問していいのか気を遣ってしまう・・」と言われたことがあって、ハッとしました。その時は「いや、全然聞いてくれよ〜、迷惑とかないし〜〜」と思ったものです。しかし自分もリモート下の新入社員になってしまったわけです。質問する方じゃん!?

私はもう少し心が強いので、わからんことは積極的に質問してます。業務、会社の手続きなんでも。新入社員がわからないことがあるのは当たり前だと信じて進む・・。 freeeにいる人たちは、質問するとみなさん全力で回答をくれるので、環境が聞きやすいのはあると思います。社内インタビュー依頼なども全社チャットに投稿すると、自然と人が集まってくる会社です。
→キャッチアップが進むし、知り合いが増える

9月〜11月

今まで経験のないドメインを担当して、新しい知見に触れられて楽しい日々を過ごしています。私の担当部署は前職が銀行員、会計士、総務省勤務など、今まで一緒に働くことのなかった、すごい人たちがいらして新鮮です。そんな人たちとUXデザイナーとして働いています。またfreeeのUXデザイナーはリサーチ、ユーザーテスト、UX設計から細部のデザインの制作まで関われる、幅広いスキルのあるデザイナーが多くて、本当に学びになっています。

前職も良い会社だったんですけど、良かったところを良い感じで合わせて、今後とも楽しくお仕事がんばろ〜!って思っています。 この2ヶ月間は資金調達freeeでUI改善をしつつ、アイデアを出しまくり、改めてユーザーテストのノウハウなどを学んで実践しました。ようやく一部リリースもできました。 www.freee.co.jp

現在

最近は新規事業にジョインしました。設計、インタビュー、ユーザーテスト、そのためのモックアップなんか作ったり。「新規やりたいです!」とマネージャーに伝えて、完全にポテンシャルでしか判断のできない状況で、「いいですよ〜」と言われてチャレンジしています。

バタバタしてきて焦ったりしつつも、HCDフローを意識しながら設計して、ユーザーの声もたくさん拾って、高速でモック作って・・UXデザイナーとして充実していると思います。他にも社内のパーカー作ってみたり、UXスキルアッププロジェクトに参加したりそんな感じです。

最後に

これから転職したい人はぜひ参考にしてみてください。コロナ禍だからできない、ということはないと思います。なんて良い感じのこと言ってるけど、私も途中くじけそうになったのでw 気負いすぎず、ゆるく自分がやってみたいことを探してみるといいのかも。合いそうだったら、freeeも受けてみて下さいね。 jobs.freee.co.jp

明日、12月13日の記事は人事労務の若手エースgakutonさんが担当いたします!