はじめに
こんにちは!
6/15 に札幌で開催された CloudNative Days Summer 2024 (CNDS) に参加してきたので、その様子をお伝えします!
freee からは SRE Platform Delivery チームの akito と tetora が参加しました。
前夜祭の様子・当日会場の雰囲気など
CNDS の前夜祭が催されていたので、それにも参加してきました。
ジンギスカンの食べ放題で最高に美味しかったです!
同じテーブルに CNDS のスポンサーでもある GitLab のソリューションアーキテクトの方が2名おられ、SRE や開発生産性についてなど、いろんなことをお聞きかせいただきとても勉強になりました。
面白かったのは、 GitLab の方が当日質問する予告をしてくださり、予告通り質問されていたことです。
当日は札幌コンベンションセンターという施設で3会場並列で行われました。
オフライン参加者だけでも200人ほどの方が参加されたとのことでした。
各セッション後には登壇者の方に対して聴講した方が熱心に質問されていたり話し込んでいたりして、会場は熱気にあふれていました。
また、イベントブースも設置されていました。
なんと本物のバリスタの方がコーヒーを淹れてくれる飲み放題コーナーがありました!とても美味しかったです!
スポンサー各社のイベントコーナーのほか、使っているCDツールのアンケートや次回開催地アンケート、SREお悩み掲示板など楽しいイベントコーナーが盛りだくさんでセッション間の休憩時間もずっと楽しめました。
freee の登壇 (デプロイ・QA・Four keys を自動化×見える化する freee の統合デリバリー基盤)
今回の CNDS では SRE Platform Delivery チームの akito が『デプロイ・QA・Four keys を自動化×見える化する freee の統合デリバリー基盤』についてお話ししてきました!
event.cloudnativedays.jp デプロイ・QA・Four keys を自動化×見える化する freee の統合デリバリー基盤 - Speaker Deck
(アーカイブはログインしてから視聴できます。)
内容としては
- freee では「デプロイフローの標準化・自動化」と「Four keysなどのデリバリーパフォーマンスの可視化」を内製の統合デリバリー基盤で行っている
- Four keys などの指標の活用方法で大事にしてきたことは大きく「数字の背景をみる」「ケイパビリティなどの改善活動そのもの」の2点
- freee ではどのように Four keys の改善活動を行ってきたか?
などについてお話しさせて頂きました。
登壇後の質疑応答や食事会で
- Four keys の取り組みっていろんな企業がやっているけど、現場の泥臭い取り組みについても知れて良かった
- エンジニア組織の規模で投資すべき労力が変わりそうだが、一つの事例として参考になった
- 内製基盤でここまでやっている事例があまりないから知れて良かった
などのフィードバックを頂きました!
おすすめセッション
freee の登壇以外にも、興味を惹かれるセッションをいろいろと聴講しさまざまな学びを得ることができました。
聴講した中でも特に印象に残ったセッションを紹介させていただきます。
アーカイブも見れるので、気になるセッションがあればぜひご覧ください!(アーカイブはログインしてから視聴できます。)
テレメトリーシグナルの相関、してますか?第一原理からのデバッグを支える計装
テレメトリーシグナルの相関、してますか?第一原理からのデバッグを支える計装 | CloudNative Days Summer 2024
このセッションは、ログ・トレース・メトリクスなどのテレメトリーシグナルを相関させることで、エスパー(勘)ではなく明確に根拠を持ってエラーや障害の原因を特定できるようなオブザービリティを構築しようという内容でとても印象深いセッションでした。
ただ取得するだけでなく各シグナルの特性をしっかり理解した上でそれらを効果的に連携させることでより実用的な監視を実現できそうで、聞いていてワクワクしました。
またそれをどう実現するかの計装についてもサンプルコードで具体的に見せてくれていてとても勉強になりました。
Delivery チームでもリリース後のプロダクト監視をもっとしやすくしていく取り組みを行っていたり、CI / CD 周りのオブザーバビリティも上げていきたいよねという課題感を持っていたりするので、いろいろと示唆に富む内容で何度も見返したいセッションでした。
OpenFeature と自動生成を活用した、フィーチャーフラグの宣言的集約管理
このセッションでは、フィーチャーフラグの多様性とフラグ管理 SaaS の存在及びそのメリット・デメリット、そのデメリットを克服する可能性を秘めている OpenFeature というフラグ管理の標準仕様の紹介、という流れでフィーチャーフラグの基礎から最新のフィーチャーフラグ界隈の動向まで知れるとても満足度の高い内容でした。
統合デリバリー基盤を管理する Deliveryチームとしてもリリースと密接に関わる領域なのでこれを機にフィーチャーフラグのことをもっと知ろうと思いました。
また、freee ではサービス基盤チームというプロダクト共通基盤の開発を担うチームが内製のフィーチャーフラグ基盤を管理しているのですが、その存在の大きさを感じとてもありがたい気持ちになりました。
おわりに
CloudNative Days Summer 2024 に参加・登壇をすることでたくさんの学びがありました!
登壇を通して自分達の取り組みに対する有識者の方からフィードバックをもらえたり、似たような取り組みをしている方を悩みを共有できたり…
あと、シンプルにわいわいしてて楽しかったです! CloudNative Days Winter 2024 が 11/28-29 にまたあるらしいのでまた参加したいと思います!
また、6/28~29 に開催される 開発生産性Conference 2024 に Delivery チームから miyahika が登壇するのでよければご覧いただけると嬉しいです!
おまけ(札幌の街を散策)
CNDS の翌日、フライトまでの時間を利用して札幌の街を散策しました。
訪れた場所についてご紹介しますので、ビルド待ちなどでお時間のある方はご覧いただけると嬉しいです。笑
サウナ「ニコーリフレ札幌」
まず訪れたのは札幌市中央区にあるサウナ「ニコーリフレ札幌」です。
ドラマ『サ道』でも紹介されたサウナなのでご存じの方も多いかと思います。(いち!に〜!さうな〜!!のところです笑)
ここの魅力はなんといっても1時間ごとにアウフグースイベントが開催されることです!
(アウフグースとは、スタッフがサウナストーンにアロマ水をかけ、発生させた蒸気をタオルで仰いでサウナーに熱波を浴びせるイベントのことです。)
トータルで3回ほどアウフグースに参加させてもらいましたが、札幌の風、アツかったです。。!!
ニコーリフレ札幌の近くに大通公園という綺麗で大きな公園があるので、サウナ後に散歩してクールダウンするのがとても気持ちいいのでオススメです!
映画館「シアターキノ」
次に訪れたのは、映画館「シアターキノ」です。
シアターキノは札幌市中央区にある独立系の映画館で、アート系の映画やドキュメンタリー、国際映画祭で評価された作品など、大手の映画館とは違った趣の映画を楽しむことができます。
せっかくなので上映時間が一番近かった『ドライブアウェイドールズ』という作品を鑑賞したのですが、サスペンスありコメディありのロードムービーといった内容で旅先で見るのにうってつけな映画でした!
また、おしゃれなカフェも併設されており、映画を観た後にゆっくりコーヒーを飲みながら映画の余韻に浸るのもよさそうです。
札幌は道も広くてストレスフリーで散策できると思うので、もし札幌に行く機会があれば街を歩きながらその魅力を存分に味わってみるのをオススメします!!
おまけまでお付き合いいただき、ありがとうございました!