こちらはfreee Developers Advent Calendar 2024 11日目の記事です! 初めまして!今年4月にフリーに新卒入社したkochanです!自社のプロダクトを改善・進化させていく経験がしたいと思い、freeeに入社しました!アドベントカレンダー11日目の記事は、社内経理にプロダクトのFBを貰った話です!
プロダクトを育てるためにはフィードバックが重要
SaaSではプロダクトを作るだけでなく継続的に進化させてユーザーに”価値”を届けることが重要です。 では、プロダクトを進化させるにはどうしたら良いのでしょうか? 単に便利だと思う機能を作ってもユーザーの求めるものと違っていたら”価値”がありません。ユーザーに”価値”を届けるにはまずユーザーがどんなものを求めているのかを知る必要があります。
ユーザーがどんなものを求めているのか知るためにユーザーからのFBを集めてどんな機能を開発すると価値が届くのかを考えます。 このFBを集めるというのは言葉にするのは簡単でもやってみると案外難しいです。
- ユーザーとのコミュニケーションを密にして協力的な関係を築く必要がある
- ユーザーの要望はサポートやサクセスに届くためエンジニアまで声が届きにくい
大きな機能開発などではユーザーにインタビューを依頼して気合いを入れてFBを取りに行く一方で、小さな改善要望などは現場まで届かないこともあります。
フリーのバックオフィスは一番フリーを利用しているユーザー
フリーでは社内バックオフィスがフリープロダクトを利用しています! フリーユーザーの中でも事業規模が大きく利用プロダクト数も多いため一番フリーを利用しているユーザーと言えるかもしれません。 そんな一番のユーザーの声を聞くために社内には色々な取り組みがあります。
例えばフリーを利用したバックオフィス業務を体験するために「経理留学」という取り組みがあり、短期間の実際に経理業務を行うことで経理のリアルを知ることができます。 また、新機能のユーザビリティテストを社内のバックオフィスに協力してもらったりしています。
こういった取り組みがある一方で、組織が大きくなってきたのでバックオフィスとプロダクト組織の距離がちょっと遠くなってきている感じがあります。仲間って感じよりもビジネスパートナーみたいな感覚で、必要な時に依頼を出して協力してもらうような感じです。 もっとラフにプロダクトの感想とか聞いて「かゆいところに手が届く」ようなちっちゃい改善をやっていきたいなと思いました。
社内のバックオフィスとミーティングをしてプロダクトのFBをもらった!
そんな中、ちょうど24新卒同期と飲みに行った時にプロダクトのちょっと不便に思っているところを聞いたのでチャンスだと思ってミーティングを開きました! (社内で組織を超えて広い人間関係があるのが新卒入社の強みですね!)
新卒入社の先入観のない状態でプロダクトの感想を聞いて、いくつか改善アイテムが上がりました! 中にはPMが唸るような意見や、プロダクトで認識していなかった旧機能との差分も見つかりました。
FBをもらって気づいたこと
FBを貰ってみて気づいたことは「PMってすごい」ということです。 FBを貰った多くの機能はすでに開発中の機能であったり開発ロードマップに載っている機能でした。 エンジニアとしては開発ロードマップに載っている機能を実装すればユーザーに価値が届くという安心感を感じました。
ロードマップに載っていなかった要望に関しては、隙間時間を見つけて改善を進めていきます!
最後に
FBをくれた経理のchigira、FB会に参加してくださった請求書チームの皆さんご協力いただきありがとうございました。 これからも価値を届けるために、日々開発を頑張っていきます!
freee Developers Advent Calendar 2024 12 日目は 24 新卒同期の micchan が「組織運営Tips5選-数百人規模となったプロダクト組織でより楽しい毎日を過ごすために-」という記事を書いてくれます!お楽しみに〜!