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採用担当がfreeeの新卒が伸びる仕組みや制度を紹介してみる

はじめまして。新卒エンジニア採用担当のyopiです。

普段は開発エンジニアやQAエンジニアの新卒採用に携わっています。 インターンシップの企画や採用イベントの運営だったり、学生さんとの面談だったり…巻き込む人が多い分、仕事内容はかなり多岐にわたります。

且つ、8月から採用広報も担当しているのですが、まさに「なんでもやる、なんでもやれる*1」状態で日々多くの学びを得ながら働いています。

今回採用担当の私がなぜDevelopers Hubに投稿しようと思ったかというと、 学生の方からfreeeのエンジニアが成長し成果を出すために考えられた環境や制度を聞かれる機会が多くあったからです。 たしかにあまりそのような内容がまとまっている記事がないなと思い書いてみることにしました。

ところで、freeeの新卒エンジニア採用では「新卒エンジニアの未経験採用(通称:タケノコ採用)」を行っています。 freeeの選考を受けたときにはプログラミングにほとんど触れたことがなかった学生が、今では立派なエンジニアになって活躍を遂げ社内の各処で活躍をしてくれています。

タケノコ人材:

求めるのはスキルより「タケノコ人材」 freeeが実践する即戦力採用 | ハフポスト NEWS

未経験入社者の体験記:

未経験からエンジニアになった新卒メンバー3名が語る、エンジニアの魅力と在り方 | フリー株式会社

そんなfreeeのエンジニアが成長や成果を支える環境や制度にはどのようなものがあるのかを書き連ねていきたいと思います。 最後に重要なことを書いているので是非最後までお付き合いください!

<気軽に使える制度>

「制度はあるけど上司に許可をもらって申請しないと使えない」 企業規模が大きくなればなるほど制度を利用するのに手間や時間がかかるのはよくある話だと思います。 freeeではそういった面倒な申請等が少なく、すぐに制度を利用できることが多いため、「始めたい」と思ったときに始めることができます。

  • 書籍費freee

月3冊まで無料で書籍を購入できる制度です。早ければ注文してから手元に届くまで1日もかかりません。 読み終わった本は、ツバメ図書館(社内に図書館があります)に返却し、次に読みたい人がすぐに読めるようになっています。

【つばめ図書館】社内に図書館が設置され、自由に書籍を借りることができます。

<長期的な学びを応援する制度>

「学びたいことがあるけど、今の業務に直接的に関係ないと勉強費用を補助してもらえない」 これもよくある話だと思います。 freeeでは目の前にある業務への学びだけでなく、自分自身や会社に還元できそうな学びを積極的に取りに行って欲しいと考えています。

今の担当業務に関する資格取得はもちろん、長期的にfreeeの仕事に還元できる学びに対して補助金*2が出る制度です。

<思わず出社したくなるオフィス>

freeeのオフィスのコンセプトは「たのしさダイバーシティ」です。 2022年に五反田オフィスから移転する際に、会議室のデザインの社内公募が行われました。 様々なコンセプトに合わせて作られた会議室は、freee社員の意見がそのまま形になっています。 みんなでたのしく、ワクワクと創造的に働ける環境が用意されています。

freeeはフルリモートではありません。 相談しながら仕事を進めたほうがマジ価値を最速で届けられると信じられるときは、週何回でも出社し、一方でフロー状態を作って最も集中して作業をすべきタイミングでは各自最も集中できる環境で仕事をする等柔軟に対応しています。

  • JR大崎駅から徒歩5分
  • コンセプト会議室
  • 機能性が高い椅子
  • 選べるPCと32インチモニターの支給
  • 500円で30分間マッサージを受けられる制度
  • ドリンクfreee(コーヒーやジュースはもちろん抹茶ラテ、ココア、スープ等のドリンクバーが使用可能)

【大崎ネストの様子】

ミーティングはもちろん、チームビルディングやオフカツでも積極的に使用します。人気の会議室は予約が取れないことも…

<チーム内外に留まらないコミュニケーションの機会>

freeeではチーム内外にとどまらず、他職種・他部署と気軽にコミュニケーションをとることができる制度が充実しています。 1on1ではジャーマネ*3に業務の相談はもちろん、他部署のメンバーとのキャリアの相談やFBの機会を得ることができます。

<成果や成長を発信する機会>

freeeには「あえて、共有する」という文化があります。業務上の失敗や成功から得た学びや知見を広く共有したり、自分が何をしているかを発信することで、周囲に刺激を与え、新しい発想へのヒントを生むことがこの文化の目的です。 定期的に開催しているテックカンファレンスや、このDevelopersHubでも社外向けに技術発信を行う機会があります。

"freee 技術の日 "はfreeeの大崎ネストで開催され、プロダクトマネージャー、デザイナー、エンジニアなど開発組織のさまざまなメンバーが一同に会し、それぞれの技術をどのようにかけ合わせどのようにプロダクトを開発しているのかをお話ししています。freeeの開発に興味がある方はもちろん、組織や会社の雰囲気を感じたいという方、オフィスに遊びに行ってみたいという方が多く参加します。

toB SaaSドメインならではの技術的工夫や課題解決方法を、世の中にシェアし役に立ちたい、という想いから定期的にイベントを行っており、現在はfreeeのエンジニア、PdM、デザイナーのメンバーとテーマについて話を掘り下げていくトーク番組のような形で開催しています。

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2016年から始まったfreeeエンジニアの定番イベントです。普段の業務(OKRなど)から離れて自分のやりたい開発ができる期間です。 個人 or チーム(普段の業務のチームではなく話し合いで決めたチーム)で2日間フルに使って開発を行います。

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いかがでしたでしょうか。 ここでご紹介したものはごく一部で、部署やチーム等小さな単位で勉強会やLT会、輪読会を行っていたりエンジニアの主体的なムーブメントによって成長機会が生み出されています。

一方で、 このような制度・環境は「成長させてくれるもの」ではなく、あくまで「成長を助けてくれるもの」であり補助輪的な存在にすぎません。 採用に携わる中で、freeeで活躍するエンジニアは知的好奇心が強く、貪欲にユーザー価値に向き合い、学びや知見を自分だけにとどめず周囲へ還元する人が多いと感じます。 そういった姿勢がfreeeのエンジニアの成長の核となる重要な要素だと感じます。

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freeeでは2026年卒の新卒エンジニアを募集しています! jobs.freee.co.jp

*1:freeeの開発文化の一つ

*2:補助金の額には上限があります

*3:freeeではマネージャのことをジャーマネと呼びます。