この記事は freee Developers Advent Calendar 2020 4日目の記事です。
freeeで人事労務freeeというHRサービスを開発しているスポーン id:gn-spawn です。好きな残業は法定内残業です。
引っ越しした話と課題感
8月末に茨城県のつくば市という場所に移住しました。 もともと出身が茨城県で、つくば市は住みやすそうで良いなと思っていたのと、リモートワークの長期化が重なり、移住を決意しました。(ちょうどJAXAの裏あたりに住んでます)
つくば市は
- 道路が広くて運転しやすい
- 家賃が安い
- 東京にも出やすい(秋葉原まで電車で1時間、東京駅まで高速バスで1.5時間)
- 研究機関や大学があるため、県外から来た人も多く田舎特有の排斥感が少ない(主観)
と、非常に住みやすい場所です。
ちなみに「俺の生きる道」というラーメン屋がオススメなので、機会がある方は足を運んでみてください。
課題感
今住んでいる家は一軒家なのですが、インターホンが1階にしかなく、2階の自分の部屋にいるとなかなか気づきにくく、 通販で宅配を頼んでも、気づかずに再配達になってしまうこともありました。
何とかして解決したいと思い、お家ハックをしてみました。
M5Stick-Cとは
インターホンがなった時になんらかの方法で2階のGoogle Nest Miniから通知できれば、この問題は解決できそうだと考えました。
選んだものはM5Stick-Cという開発ボードです。
ESP32を搭載した小型の開発ボードで、液晶ディスプレイやLED、GPIOが備わっています。 Arduino互換なのでライブラリ群が充実しており、お家ハックのようなプロトタイピングには最適です。作ったもの
光センサーモジュール(Ambient Light Sensor): センサ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販を使ってインターホンのディスプレイが点灯したかどうかを検知し、WiFi経由でGoogle Nest Miniを鳴らすという仕組みを実現しています。
1階
2階
このようにGoogle Nest Miniが「誰か来たよ」と教えてくれます。
今回書いたコードはこちらに上げてあります。
おわりに
今回作ったものを導入したところ、家族から「こんなこともできるんやな」と高評価をいただきました。 お家ハックは高機能な開発ボードが手頃な価格で手に入るようになったおかげで、非常に敷居が低いので皆さんもぜひ試してみてください。
今後はインターホンについている5V電源から電源を取ってきてUSB-C端子に変換してM5Stick-Cへ給電したり、インターホン画面に取り付けられるアタッチメントを作成して、より運用しやすい形にしたいと思います。