どうも、freee Developers Advent Calendar 2日目を担当します、freeeで初代GYOMUハッカーとしてGYOMUハックエンジニアをしているmiryです!
昨日はGYOMUハックのAdvend Calendarで業務改善系のお話をしたので、今日はもういっこ本気で取り組んでいる餃子作りについてお話します。
きっかけ
突然、餃子が食べたくなりました。 それは本当に突然で、同僚と話している時に、餃子食べたいね、という話になったのです。
それから、最高の餃子を求める旅が始まりました。
餃子への挑戦
1回目(2017.07某所)
初めてだったので、まずはメンバー集めと場所決めから始まりました。 場所は五反田のレンタルスペースで、キッチンスタジオみたいなおしゃれなところに決めました。
そこから適当に「餃子好き?」とナンパして、10人のメンバーを集めました。 そのレンタルスペースのMAX人数が10人だったのです。
まずは買い出しから。なにを買うのかから手探りで始めました。
合挽き肉、大葉、キムチ、モチ、チーズ、餃子の皮、しいたけ、ニラ、にんにく、ネギ、と言った感じです。とくにひねりはありません。 そこから具材を3人くらいで切り、肉をこね、具材を混ぜ、包む作業が始まります。
ちなみにこの時点で遅刻者2名。 なぜか私は工場長と呼ばれ、流れ作業のように餃子が包まれていきます。
遅刻した人は労働を探して、食器を洗ったりなど、みずから働き始めるという知見を得られました。 美味しく餃子を食した後、UNOで遊んだり、催眠術をかけたりと、とっても楽しかったです。
学んだことは次の通り
- キムチは入れてもあまり味がわからない
- 青じそドレッシングで餃子を食べるのは最高に美味しい
- 包む方法に何種類かある
- 意外とあの小さな皮にたくさん包める
- 餃子はみんなで作って食べるの美味しい
そして次へのチャレンジ
- 次は皮から作ってみる
ここから餃子の泥沼にはまっていきます。
2回目(2017.10某所)
場所は前回と同じレンタルスペース。 今回も10名集めて餃子作りが始まりました。
今回は皮から作ってみるということで、強力粉と薄力粉を1:1で混ぜ、水を入れてこねました。 そして問題発生、寝かせたら柔らかすぎて大変なことになりました。
慌てて粉を追加して、それっぽい柔らかさに。
そして、ちぎって丸めて伸ばしてを繰り返し、餃子の皮を量産するメンバーと、包んでいくメンバーに分かれて作業しました。 綿棒がなかったので、その辺りにある瓶やら棒状の物体にラップを巻いて伸ばすということをしました。
ここで、人は道具がないと大体の道具を編み出すという知見を得ました。
噛んだら肉汁が溢れる美味しい餃子が出来上がりましたが、皮が分厚かったため、めちゃくちゃお腹いっぱいになりました。
今回の変わり種はモチ&チーズ。美味しかったです。
学んだことは次の通り
- 手作りの皮は膨らむ
- 手作りの皮で餃子を焼くと、肉汁たっぷりで美味しい餃子ができる
- 皮は厚さと大きさが均一じゃないと包むのと焼くが難しい
- 手作りの皮は最高なので次回もやる!
- 場所代が高くついてしまう
次へのチャレンジ
- 皮が厚すぎるとおなかいっぱいになっちゃうので薄く作ってみる
- 場所を誰かのお家で開催してみる
3回目(2018.01某所)
今回は、同僚のタワーマンションの共有スペースを借りました。メンバーは8名。
前回と同じように材料を刻むメンバーと皮作りのメンバーに分かれます。 今回はフードプロセッサーという文明の利器があり、具材の粉砕があっという間に行えました。
そして、前回の反省を生かし、皮を薄めに作りました。
そして包む作業になり、異変が……。
皮が破れる。
そう、季節は冬、そしてマンションの高層階。空気が乾燥しており、皮が破れまくってしまったのです。 そして、もう一つ罠がありました。
フードプロセッサーに喜んでいた私たち。 野菜の水抜きを忘れました。
皮の薄さと水分過多が合間って皮がぼろぼろ破れてしまいました。
美味しかったけど、前回の美味しさを知ってしまっている私たちには満足できない出来になってしまいました。
そして最後に気づいた痛恨のミス、大葉の入れ忘れに、みんなでショックを受けました。 たくさんの失敗がありましたが、夜景はとっても綺麗でした。
学んだことは次の通り
- 皮には最適の厚さがある
- 皮を均等に作るには綿棒で伸ばすのでは限界がある
- レシピと簡単な工程表は必要
- 人は忘れる生き物である
そして次へのチャレンジ
- パスタマシンを購入する
- レシピを書き残す
4回目(2018.05某所)
今回は同僚のお家で、7名で集まりました。
前回の反省を生かし、レシピと忘れちゃいけないことをメモに。
そして、パスタマシン登場です。
このパスタマシン、最高で均一に皮が伸ばせるんです。 圧倒的処理能力にその場にいた全員が感動しました。
皮が伸びたら、ちょっと大きめのコップで丸くくり抜いたのですが、コップのふちというものは切れるようにできていないので、かなり苦労しました。
さて、均一の厚さと大きさの皮で包んで焼いた餃子。 美味しかったです!といいたいですが、何か物足りない。
肉汁が、ほとんど出なかったんですね。 何が原因か不明ですが、おそらくは皮が小さすぎてきちんと包めていなかったのではと分析しました。
今回はエビ餃子もつくりましたが、エビ餃子めっちゃ美味しかったのでレギュラーメンバーになりました。
そして今回驚きの、1人600円という材料費でした。すごい。
学んだことは次の通り
- 皮の最適な厚さは3mmくらい
- コップは生地をくりぬける用には出来ていない
- パスタマシンはすごい!!!!
そして次のチャレンジ
- クッキーの型を買う
5回目(2018.11某所)
今回の場所は3回目と同様、同僚のタワーマンションの共有スペース。6名で餃子を作りました。
1.まずは、肉をこねる
ボウルに入れてお肉をこねます。 混ざってきたら、お砂糖を少し入れて、中華スープの素を入れて捏ねて寝かせます。
2.タネを作る
今回はにんにくNGの方がいたので、ニラ多め、白菜、しいたけ、ネギ、生姜、チーズ、大葉、えびを粉砕です。
またもやフードプロセッサーの登場です。 こいつは本当にすごいです。あっという間に野菜が木っ端微塵。生姜をペースト状にしてくれます。
そして今回は白菜の水抜きを忘れずに行いました!!! 水抜きはお塩を入れて揉むだけです。 知見ですが、ニラからは水は出ませんでした。
3.皮を作る
強力粉500gと薄力粉500gを混ぜて、ぬるま湯を入れて捏ねます。 塊になったら、ラップをして寝かせて浸透させてから、耳たぶくらいの柔らかさになるまで捏ねます。
そして、再登場パスタマシンによって皮を伸ばします。伸ばした皮は、クッキーの型でくり抜きます。 すごいです、一瞬でくりぬけました。感動しました。
過去最高に美しい皮が出来上がりました。
4.餃子を包む 流れ作業で餃子を包んでいきます。ここでわかったことは、6人という人数はちょっと少なすぎるということでした。 皮を作りながら包む作業を行うのですが、どちらかが足りなくなってしまうのでわたわたしました。
それにしても、今回はフードプロセッサーやパスタマシン、クッキーの型という文明の利器のおかげで、ものすごくスムーズに作業が進みました。
5.焼く 綺麗に餃子を並べて、お水で蒸してから、ごま油でじゅー。
そして、できあがり!
肉汁溢れる最高に美味しい餃子が出来上がりました! これは、過去最高の出来ですが、残念、一部皮が破れちゃいました。
しかし、肉汁がすごい! 味が濃い、とっても美味しい餃子でした。
あと、餃子だけだと飽きるという知見もあったので、もやしのナムルと刻みネギのごま油和えも作ってみました。 もやしはレンジで10分チンして絞ったあとごま油と塩胡椒、刻みネギにもごま油と塩胡椒。
餃子との相性が最高でした。ごま油と塩胡椒最高。
学んだことは次の通り
- フードプロセッサー、パスタマシン、クッキーの型は三種の神器
- エビは細かくしすぎると味がちょっとわからない
- 付け合わせは必要
- 皮から作る餃子作りの最適人数は7〜8人
そして次のチャレンジ
- 焼きに課題が残るので、フライパンを持参する
まとめ
エンジニアが集まって餃子作りをすると、意図せずPDCAが回りました。 会の終わりに感想会となり、フィードバックが自然と出てきます。
そして反省点を次に生かし、より美味しい餃子を求めるようになります。 より美味しい餃子を作るためには、均一であることが重要だということも学びました。
また、餃子作りはとても面白く、たくさんの学びを得られるのでぜひみなさんもお試しください。 チームビルディングにももってこいです。 そしてもしも一緒に餃子作りたいという方がいらっしゃったら、ぜひお声掛けください!!
freee株式会社では、課題解決が得意なGYOMUハックエンジニアも募集していますので、もし興味のある方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします!
明日のfreee Developers Advent Calendarは、餃子作りにも参加しているTシャツでTwitterがバズりがちのゲームが卒業できないUXデザイナーのtoofuさんの登場です!