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RubyKaigi 2026 登壇の hachi さんインタビュー & 4/24 freee Drinkup イベントのお知らせ

こんにちは。関西拠点で freee 販売を開発しております、bucyou (ぶちょー) と申します。今日は4月22日(水)〜24日(金) にかけて、北海道は函館にて開催される RubyKaigi 2026 に登壇する hachi さんに話を聞いてみました。また、RubyKaigi 2026 の3日目 4/24 に開催されるDrinkup イベントのご案内もさせていただきます。

hachi さんとトークセッションの紹介

木村 駿生 (Hayao Kimura): Kyobashi.rb の共同主催者。Kaigi on Rails や、関西Ruby会議08などのオーガナイザー。フリーとしては、freee 請求書や、その周辺領域のテックリードを担当している。技術書典の書籍として、『マイコンでRubyが動くまで〜PicoRubyを理解する〜 (2015/11)』『Rubyではじめる電子工作~ラジコンを作ろう~(2024/5)』など。

トークセッション

rubykaigi.org

4月23日 (2日目) のSmall Hall にて、17:20 〜 17:50 に予定されております。

内容としては、PicoRuby で利用されているファームウェアであるところの PPK (キーボードファームウェア)と R2P2 (汎用的なファームウェア) の2つを統合できるか? という話題だそうです。が、hachiさんによると諸般の事情があり、PicoRuby 関連の別のトピックに変わるそうです。

今回は、hachiさんと電子工作周りの活動について聞いてみたいと思います!

電子工作との出会い

-- 普段、Kyobashi.rb などでお話を聞いていると、電子工作に関係するトピックはよく話されていますね。普段はWebエンジニアとしてお仕事されているので、電子工作を始めるのにはどういう経緯があったのですか?

実は、電子工作のほうが先にあって、その後にプログラミングがついてきたのですよね。小学生のころ、親の仕事の都合でベトナムのハノイにいたことがあったのですが、おじいちゃんから日本の生活物資が送られてきてたんですよ。

で、コロコロコミックとかも送られてくるんですが、そのなかに 東京ホビーセンターの「電子工作通信講座」なる広告が雑誌裏にあって、それを買ってもらって遊び始めたのが始まりなんですよね。

-- おお。ベトナムまで送ってもらってやってたんですね。それはすごい。

そうなんです。なので、プログラミングより先に電子工作に出会っていたんです。プログラミングについては実はこの後で、学研の『子供の科学』っていう雑誌も日本から送られていたんですけど、ここに「HTML & JAVAスクリプトかんたんプログラム1」っていう連載があって、これで何か動くものを作り始めたのがきっかけ。

-- この辺の話していたスライドがありましたけど、あれベトナムでやってたんですね。いい原体験だ。。めちゃくちゃいいですね。 確かに、そのくらいの時代の時、子ども向けでのホームページを作るとかそういう本もちょっとずつ出始めてましたよね。

speakerdeck.com

で、こういうところで興味を持って大学では電気電子工学科っていう電子系の話題と、プログラミングの話題が両方できるトコに進んだんですけど、どちらかというと電気とかの話題が多いのですよね。プログラミングのスキルとかは、アルバイトやサークル活動でCMS作成などを通じて磨いた感じです。

Ruby を通じて「知らない世界を掘り下げる」面白さ

-- PicoRuby はどんなところが、たのしいですか?

Ruby は普段の仕事で使っているのですが、一方で趣味などでも同じ手触りの言語で知らないことを知れるというのが面白いです。ウェブのアプリケーションで使っている Rails だと、HTTP通信や、さらにそれが物理的な電気信号に変わっていくといったところを Ruby とか、その裏で動いている C のライブラリを全部追っていくのは非常に難しいです。

一方で、PicoRuby は物理的なもの (低レイヤー) への距離が近いので Ruby という言語を通して割と簡単にいろんなことが知ることができるのが魅力です。

-- 技術書典で最近出してた本は、マイコンでRubyが動くまで、ということで CRuby (普段使っているRuby) との比較について解説していましたね。

techbookfest.org

今回のトークについて

-- 今回のトークは、どんな人に聞いて欲しいですか?

まずは、PicoRubyに入門してみたい人ですね。今回のRubyKaigi では他のテーマとして PicoRuby に関するもっと凝った話題もあるのですが、それよりかは「PicoRuby が盛り上がっているらしいが、その次の一歩が難しい」と感じている人がターゲットになると思います。

ファームウェアが複数あったりして、とっかかりにくいみたいなところもあるのですが、もっと簡単に楽しめるということを伝えていきたいと思ってます!

-- ありがとうございました! 登壇後、また社内で内容を聞かせてください!

freee Drinkup イベントの紹介

スピーカーの hachi さんも参加する、freee Drinkup イベントは 3日目 4/24 に開催されます。参加には、RubyKaigi 2026 のネームタグと、受付票が必要です。ぜひ、ご参加ください。

https://freee.connpass.com/event/388862/freee.connpass.com

インタビュアー

bucyou (ぶちょー): 川原 翔吾, freee販売エンジニア。関西拠点所属。Rubyは10年ほどの付き合い。最近は Claude Code で理想のフレームワークを作ったりしてみて遊んでいる。Kyobashi.rb によく参加している。ちなみに、今年は RubyKaigi には参加しない。みんな楽しんできて欲しい。


  1. 本来は JavaScript と記載するところですが、雑誌の表記を尊重してそのままの形式で記載しています。