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RubyKaigi 2025 で DrinkUp イベントを開催しました

こんにちは。freee 大阪拠点で freee販売を開発しております、bucyou (ぶちょー) こと、川原です。

先週は RubyKaigi 2025 お疲れ様でした。先週は火曜日からフェリーで愛媛に向かい、そして金曜日の夜から土曜日にかけて大阪へ帰り、そして翌日は技術者試験を受けるというなかなかハードなスケジュールになってしまいました。

愛媛から大阪へのフェリーの様子
愛媛から大阪へのフェリーの様子

今回 freee から参加したメンバーによっては 松山城に行ったり、DJ として活躍したり登山をしたりと、おのおのの活動をしており、地方でのカンファレンスの醍醐味というものを感じることができました。

*個々人の感想記事も面白いので是非読んでほしいです

この Developers Hub でも RubyKaigi 2025 のトークやカンファレンス全般に関わる内容に関する記事を1つ書こうとは思ってます。 社内では早速、 Unicode における 絵文字の結合文字に関わる話題で盛り上がったり、RBS の活用といった話題が出ておりますが、そちらはまた後の機会に。

ここでは、RubyKaigi 2025 の1イベントとして開催した、DrinkUp イベントについての開催報告を中心に取り扱いたいと思っています。

DrinkUp入口
DrinkUp入口

freee が主催する DrinkUp は RubyKaigi の2日目に開催されました。おかげさまで、参加者としては満員御礼となりまして、愛媛の地で和やかに・楽しくお話をすることができました。Rubyで楽しくプログラミングをする話や、製品づくりに関してのお話ができてよかったです。

入り口でノリノリなスタッフ
入り口でノリノリなスタッフ

松山名物 じゃこてん (練り物)
松山を感じるお食事

DrinkUpの様子
DrinkUpの様子

ちょっとした余興といたしまして、freee と Ruby にまつわるミニクイズ大会を実施しました。 司会は、jason (ジェスン) 、クイズは社内のみなさんと協力して作成しましたが、私が解説ということで行いました。

freeeのジェスンさんが司会をしている様子
司会者のjason(ジェスン)

例えば、こんな問題を出していました: Ruby 3.4 で以下を実行すると、最後の行の結果は 123 になる。⭕️か❌か!

"123".to_i # become 123
"1_2_3".to_i # become 123
"aaa123".to_i # become 0
"    \r\n1_2_3       ".to_i # Is that become 123?

これの答えは、CRuby の spec を見ると わかるのですが、Rubyの String.to_i は、数字の前後にある空白や改行文字を無視したり、数字の間にある _ も1つだけであれば無視するという挙動なので ⭕️ になります!

もともとは、弊社の製品セキュリティチームであるPSIRT の方に Ruby で軽い気持ちで to_i を使った変換によるバリデーションをすると危ない場合もあるよ! ということで、ネタとして教えてもらったものでした。(もちろん、これはクイズなので極端な例ですね。)

スクリーンの前でクイズ解説をする筆者
クイズ解説をする筆者

このへんが詳しい人であれば、パッと判断できるのかもしれませんが、いざ⭕️か❌で聞かれると、なかなか難しいものですね。こういう Ruby の自由さが TRICK などにつながっていると考えると、これもまた力だなぁということを感じるのでした。

最終的に、3名の方が受賞しました! レアな Sweee ちゃんグッズをプレゼント。

クイズ大会受賞者の3名
クイズ大会受賞者の3名

ところで来年は函館で RubyKaigi をやる予定だそうです。実は、freeeには札幌の中に拠点があります! (札幌から愛媛に行くより、函館に行く方が遠いんじゃね?! というツッコミを受けてしまいましたが) 何らかの形で、連携できるとよいなーということを、まだまだ計画を立てているわけではないのですが漠然と考えるのでした。

参加者の皆さん Rubyのロゴの形で
参加者の皆さん Rubyのロゴの形で