どうも、こんにちは。freeeでGYOMUハックという社内の業務改善系エンジニアをしているMiryこと廣野です。
去年の4月にGYOMU Hackers Guild(以降GHG)という社内のビジネスチーム(マーケ、セールスなどノンエンジニアの皆様)の業務をエンジニアリングで改善・ハックする分野で活躍するエンジニアのコミュニティを立ち上げました。 経緯など、詳しいことは下記のスライドにまとめてみましたのでぜひ御覧ください。
GHGの目的として、
- 業務改善系の社内エンジニアと交流すること
- 意見交換会をすることによってKnowledgeを得ること
- 新たな刺激を得ること
- 会社を超えて気軽に相談する関係が築けること
ということを掲げています。
GYOMU Hackers Night
GHGのイベントであるGYOMU Hackers Nightは、前述の目的があるので、コミュニケーションに重きをおいたとってもゆるっとしたイベントとなっています。 毎回異なるテーマを掲げているのですが、最初にテーマに沿ったLTを行っていただきます。そこはよくある勉強会などのイベントと同じ感じだと思います。
前回のGYOMU Hackers Nightから、LTのあとに「お悩み相談室」というコーナーを作りました。 イベントには様々な分野のGYOMUハッカーが来ているわけで、中には悩みを抱えている人もいるわけです。そんな貴重な場を活用できないかと思い、テーマにそっていてもそっていなくてもいいので、抱えているお悩みをその場で共有してみませんか? という取り組みを始めてみました。
最初はさすがに大勢の前で悩みを共有することも、回答することも抵抗があるのかなと思ったのですが、意外とみなさん悩みの共有、それに対するノウハウの共有をどんどんしてくださる、とても良い場となりました。
そして最後にテーブルトークという、近くにいるみなさんと一緒に話をする場を設けています。 これがまたかなり盛り上がって、色んな話がされるのでとても刺激を受ける場となります。時間が足りないという方もいらっしゃったり、やはりこういうコミュニケーションの場は貴重なんだと実感している次第です。
過去のイベントの記事なども貼ってみます(`δωδ´) developers.freee.co.jp
GYOMU Hackers Night vol.7 のようす
4/19(木)にfreee株式会社にてGYOMU Hackers Night vol.7を開催しました。 gyomu-hackers-guild.connpass.com
ちょうど一周年ということでお祝いのケーキなども準備してみました(´`)
テーマとコミュニティの説明
最初に、初参加の方も多かったのでfreeeの説明と、GHGの説明を行いました。Twitterでも、わかる、あるある、といった声が上がっていて、やはりみなさん同じような悩みを抱えているんだなということを改めて実感しました。
そして今回のテーマは「業務改善を行うための戦術・戦略」という、すごく魅力的なテーマでした。
LT
某建築設計事務所 フカサワタイガさん
トップダウンとボトムアップ、両方が大切だというお話でした。
Sonicgardenの髙木咲希さん
業務改善を現場主体で行っていくというお話でした。
お悩み相談室
今回お悩み相談室は、会議室の予約についてのお悩みでした。
相談者は金融機関システムを担当されている会社の方。
「会議室の予約を2ヶ月前に行わないといけないルールになっているんだけれども、最新のシステム管理ではみなさんどうされているのか」というお悩み。
- うちではGoogleカレンダーで会議室を予約できるようにしている。空いていたら入れて良い。定期的に棚卸しがある。
- ミーティングは個室である必要はないので、オープンスペースにホワイトボードとモニターを置いていつでも誰でも使えるスペースがある
などという話が出てきていました。
- そもそもそのようなルールになっているのはなぜか、課題を分析してみないと解決案はわからない。人数に対して会議室が少ない、そもそも無駄な会議が多いのかもしれない。
良いですね、本質的な課題を深掘りする。GYOMUハックの基本です。 そして、そこからさらに、
- そもそも会議室という場所は必要ない、オンライン会議でことたりるのでは
という提案も。枠にとらわれない感じがとてもいいですね。
個人的一押しの回答はこちらです。
- 奇遇なことに弊社は貸会議室を運営していますので、ご相談下さい
需要と供給がマッチしました。笑
テーブルトーク
お名刺交換や自己紹介から始まり、各テーブルかなり色んな話で盛り上がっていました。最初は戸惑いつつも、時間が経つにつれてどんどん盛り上がっていって、終いには時間が足りない!となるのがこのテーブルトーク。
ビジネス職の方で、リクエストを上げているんだけれども、エンジニアに優先度がわかってもらえない、エンジニアに対応してもらえないという方。 その方はどうにか自分で頑張っちゃうといった瞬間、みなさんが、それをするとエンジニアに放っておかれちゃうから気をつけて!と口々に。笑。 優先度はやはり、お金や工数、時間の単位で伝えるとわかってもらいやすいから頑張ってね、という感じのお話が進んでいました。
ノンエンジニアもエンジニアも同じ場で、お互いの目線からお話ができるのがとても良いですね。
GHGのこれから
発足から一年が経ちましたが、Twitterなどでもイベントに参加したいけれど遠くて参加できないという声も上がったりするようになりました。 今後の展望ですが、遠方で参加できない方もリモートで参加できるような仕組みができたらな、などと考えております。 運営に興味のある方など、ぜひお声掛けください!
↓GHGの今後の情報はこちらから↓
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